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東急百貨店の次期社長に稲葉氏 30年ぶりプロパー出身

東急百貨店は23日、次期社長に8月1日付で常務執行役員の稲葉満宏氏(61)が就任すると発表した。2018年から社長を務めてきた大石次則氏は取締役相談役に退く。同社は渋谷の東急本店跡地の再開発「Shibuya Upper West Project(渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト)」を親会社の東急、LVMH系のLキャタルトと共に29年度の竣工を目指して進めており、稲葉氏はここの商業施設開発を担うことなる。

稲葉氏は1987年に早稲田大学教育学部を卒業後、東急百貨店に入社。吉祥寺店長や東急本店長を経て、2024年には常務執行役員に就任して外商や店舗運営などを管轄してきた。同社のトップは親会社の東急電鉄(現東急)の出身者が就くことが多く、稲葉氏は30年ぶりのプロパー出身社長となる。

東急グループは商業部門の再編を進めている。これまでは東急の100%子会社として東急百貨店などがぶら下がっていたが、8月1日からは東急の100%子会社として新設された東急リテールマネジメントの下に東急百貨店、東急モールズデベロップメント、SHIBUYA109エンタテイメント、渋谷地下街などが収まるかたちになる。

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