ビジネス

LVMH、子会社を通じて仏メディアグループを買収 金額は非公開

LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、フランスの日刊紙「ロピニオン(L'OPINION)」や経済紙「ラジェフィ(L'AGEFI)」を擁するメディアグループ、ベイメディア(BEY MEDIAS)を買収した。金額は非公開。

情報筋によれば、買収はLVMHの子会社で、フランスの日刊紙「ル パリジャン(LE PARISIEN)」や経済紙「レゼコー(LES ECHOS)」の持株会社であるユフィパル(UFIPAR)を通じて実施。LVMHは以前からベイメディアの少数株主で、今回残りの全株式をベイメディアおよび「ロピニオン」の創設者であるニコラ・ベイトー(Nicolas Beytout)社長や、その他の株主から取得した。ベイメディアはユフィパルの傘下となるが、今後も各組織や編集体制は独立性を維持し、ベイトー社長は引き続き同職および「ロピニオン」の社長兼出版ディレクターを務める。また、両紙の編集長や編集ディレクターらも続投する。

ベイトー社長は、2013年にベイメディアと「ロピニオン」を設立。それ以前には、「レゼコー」の社長や、やはりフランスの日刊紙「ル・フィガロ(LE FIGARO)」の出版ディレクターを務めていた。なお、「レゼコー」は07年にLVMHが買収している。また、ベイメディアは19年、LVMHの競合ケリング(KERING)を率いるフランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)会長兼最高経営責任者(CEO)一族の持株会社アルテミス(ARTEMIS)から、「ラジェフィ」を買収した。

LVMHは、メディア分野ではほかにフランスの写真週刊誌「パリ・マッチ(PARIS MATCH)」や、資産運用に関する専門誌「アンヴェスティール(INVESTIR)」を保有している。

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