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賛否飛び交うTOKYO BASEの給与引き上げ 業界における“賃上げの起爆剤”になるか【経営層に読んでほしい記事3選】

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この連載は週に一度、「WWDJAPAN.com」に掲載した記事の中から編集部の記者がテーマに沿って記事をピックアップし、コメント付きで紹介する。

今週のテーマは「経営層に読んでほしい記事3選」。今回は、初任給を40万円支給すると発表し話題を呼んでいたTOKYO BASEの続報や「クリスチャン ルブタン ビューティ」の苦戦の理由について考察した記事などを3つセレクトした。経営層の皆さんはもちろん、ファッション・ビューティ業界で活躍する皆さんにもぜひ読んでもらいたい。ニュースの読み方を知るとともに、ビジネス会話のヒントになれば幸いだ。

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選者:新関瑠里記者

ライフスタイル、ファッション雑誌の編集者を経て2016年にINFASパブリケーションズに入社。ビューティ領域で小売りと国産メーカーを中心に担当する。

【記事1】
初任給40万円のTOKYO BASE 固定残業80時間の意図を谷CEOが説明

3月12日に初任給40万円の引き上げを公表したTOKYO BASE。ファーストリテイリングを超える業界最高水準のベースアップは大きな話題となった。谷正人TOKYO BASE最高経営責任者(CEO)は3月26日に開かれたメディア向けラウンドテーブルでベースアップの背景について語った。(全文はこちら

【記者のコメント】

賃上げする企業が相次いでいるが、数万円レベルでは人手不足の解消に結びつかないことも多いらしい。その中で他社をも圧倒する初任給“40万円”のインパクトは大きく同社に就職・転職を希望する人が続出しているという。アパレル業界の平均年収は346万円(2022年/パーソナルキャリア調べ)といわれている。“40万円”の条件に賛否があるものの、業界における賃上げの起爆剤になることを切に願う。

【記事2】
J.フロント48歳新社長、キャリアの階段を上らせた「トップへの直談判」

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