ファッション

スピンズ運営会社が進化型古着屋「森」を大阪にオープン 新しい古着カルチャーを発信

 古着ショップのスピンズ(SPINNS)、ムモクテキ(MUMOKUTEKI)、ギャレリー(GALLERIE)などを手掛ける京都のアパレル会社ヒューマンフォーラムは今年創業25周年を迎えるにあたって、新業態の古着屋「森」を大阪・中崎町にオープンした。

 さまざまな植物や動物が共存し多様性に溢れた場所である“森”に由来する店名通り、“ユーズドを拡張する”をコンセプトとした約1000平方メートルの広い店内には世界から集められたメンズ、ウィメンズ、キッズの古着、リサイクルやリメーク商品、新品が所狭しとならぶ。同社が今面白いと思うブランド、アーティスト、クリエイターにフォーカスする複数のポップアップイベント用のスペースも設けており、オープニングでは東京・池尻のショップ「オールユアーズ(ALL YOURS)」や、1994年創刊の関西ストリートスタイルを軸としたファッション誌「カジカジ」などのポップアップストアをオープンしている。

 また、カスタマイズやリメークを行うエリア“リサークルスタジオ”にミシン4台を置き、上田安子服飾専門学校との産学連携により、同校の出身者や在校生が作業を担当しているほか、同校が制作したオリジナル作品も販売している。

 同社は「こだわりのユーズドアイテムはもちろん、世界のカルチャーを感じさせるアイテムやスタイリング提案が溢れ、さまざまな角度から“古着”の価値を追求していく進化型古着屋」と位置付けている。

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