1. 「ロエベ」がミラノサローネ参加、世界各国の伝統技術と最新技術を融合

「ロエベ」がミラノサローネ参加、世界各国の伝統技術と最新技術を融合

イベント

2018/1/7 (SUN) 09:00

 「ロエベ(LOEWE)」は4月17~22日に開催されるミラノサローネ国際家具見本市で、多様なクラフトの技術を用いたアイテムを発表する。アイテムは、ブランケット、タペストリー、トートバッグなどを並べる。

 「ロエベ」は、ヨーロッパ、アジア、アフリカ、そして南米の職人技を生かしたテキスタイル開発を進めており、その伝統をどうモダナイズするかに取り組んでいる。特にタペストリーは、ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)クリエイティブ・ディレクターの思い入れが強いアイテムだ。

 サローネでは、昔から受け継がれた伝統的な技術をはじめ新しく実験的なクラフトを用いたものまで、50スタイルのブランケットとタペストリーを披露する。例えば、日本の“ぼろ”の技術を用いたブランケット、アフリカ・トーゴ共和国やセネガル共和国のパッチワークを用いたもの、インディアンのリボン刺しゅうにヘンプやジャージー、レザーを編み込んだものなどさまざまだ。さらに実験的デザインとして、安全ピンがアップリケとして装飾されたブランケット、ニードルパンチしたレオパード柄、スペイン・シアリングのアーガイル模様、モノクロのポートレート写真をフェザーにプリントしたものなど、そのテクニックは多岐にわたる。

 2018年春夏のウィメンズ・コレクションのショー会場に飾られた、スティーブン・マイゼル(Steven Meisel) が撮影した18年春夏のキャンペーンビジュアルや、19~20世紀に撮影された白黒写真を何千もの糸で織り上げた巨大なタペストリーが印象的だったが、それらはフランスのオービュッソンにあるアトリエで製作されたもの。アンダーソンは、クラフトとアート、テクノロジーを融合させて表現した。また、ショーに登場したトートバッグには、伝統的なアンデス文化の図柄が用いられており、この柄は4月に披露されるタペストリーのひとつにつながっていく予定だ。

 「ロエベ」は「クラフトを尊敬し保護することを強く主張すると共に、相互に得た知識をロエベ財団(LOEWE FOUNDATION)や「ロエベ インターナショナル クラフトプライズ(LOEWE FOUNDATION CRAFT PRIZE)」にも反映していく」という。

 トートバッグは10月に発売予定だが、それに先駆けてミラノサローネ国際家具見本市の期間中、ミラノの旗艦店で販売される。タペストリーとブランケットは、オーダーで入手可能だ。これらのプロジェクトから得た利益は、マイノリティー・コミュニティーでの女性教育の他、 トラディショナルなクラフトの支援に寄付される。

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