9月25日にミラノで発表したウィメンズの2017年春夏コレクション
「ディースクエアード」は、2017-18年秋冬シーズからメンズとウィメンズのコレクションを合同で、ミラノ・メンズ・コレクション期間中に発表する。合同ショーに切り替えることで、ウィメンズの納期を早めるのが狙い。従来は、ウィメンズの秋冬のショーピースは、3月に発表し10月に店頭展開していたが、今後は1月にメンズと併せて発表し、5月には店頭展開する。ウィメンズのプレ・コレクション発表のタイミングである1月と6月のビジネスに重点を置くことで、ウィメンズ強化につなげる。
また、ここ数年は、メンズのデザインを主にデザイナーのダン・ケイティンが、ウィメンズをディーン・ケイティンが行ってきたが、時期を揃え、デザイン業務を一本化することで、メンズにオリジンがある「ディースクエアード」の世界観をより明確にしてゆく。
「ファッションシステムそれ自体は、変化に応じて柔軟で現代的であるべきで、ランウエイショーもそれは同じこと。僕らのインスピレーションはいつでも、メンズもウィメンズもひとつのところから来ているから、これはとても自然な流れだ」とデザイナーのディーン・ケイティンとダン・ケイティンはコメントしている。