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リーバイスジャパンが上場廃止へ 親会社がTOB 

 米リーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS)は、連結子会社である日本法人リーバイ・ストラウス ジャパンへのTOB(株式公開買い付け)を10月11日に決定した。全株式を取得し、完全子会社化する。日本法人は上場廃止となる予定で、同社はTOBに賛同している。

 TOB期間は15日から12月3日までで、買い付け価格は1株につき1570円。米リーバイ・ストラウスは11日現在、日本法人の所有する自己株式を除く株式の83.67%を保有する筆頭株主だ。

 米リーバイ・ストラウスは3月21日に34年ぶりにニューヨーク証券取引所に再上場している。TOBの狙いについては、第1に2つの上場会社を維持することによる管理業務の複雑さや、両国の規制の違いに対応するためのコストの増加の回避を、第2にめまぐるしく変化する市場環境に素早く対応するための組織の効率化を挙げている。

【エディターズ・チェック】
完全子会社化により、日本に流通する商品のいっそうのグローバル化が進んで、独自のジーンズ文化を持つ日本市場が同質化してしまわないことを願う。

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