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「ネクサスセブン」の今野智弘が台風被害の千葉県に向けた義援金プロジェクト始動

 メンズファッションブランド「ネクサスセブン(NEXUSⅦ)」の今野智弘デザイナーが、千葉県の台風15号による被災地・被災者への義援金プロジェクトを立ち上げた。被災地の屋根修理などに利用され、廃棄されたブルーシートを回収し(カラーはブルーでなくても可能)、バッグなどに再利用して販売。その売り上げを義援金として、千葉県の被災地に寄付するという。現在、ブルーシートの洗浄などの処理や工程について、縫製工場と精査しており、来月中には販売をスタートする考えだ。

 今野デザイナーは、千葉県八千代市出身。地元の被害は少ないが、成田市の高校に通っていたこともあり、高校時代の友人の住む地域の中には大きな被害を被った場所もあるという。「メディアでもほとんど報道されず、僕自身、はじめはそこまで大きく捉えていなかったが、実際に目で見て被害の悲惨さに驚いた」。報道されていることと現実の大きな開きを感じ、すぐに「自分のできることをできる限りの力でやりたい」と声を挙げた。「なぜか報道も一段落してしまったが、まだまだ復興していない現状がある。風化させてはいけない」と話す。今回の千葉県房総半島南部から北東部まで広範囲に及ぶ台風の被害は、今なお色濃く残っており、停電中の家屋や店を荒らす窃盗事件や、レイプ事件など、報道されない二次被害も発生しているという。

 「なるべく多くの義援金を集めたい。地元の同級生である綾小路翔(氣志團)が音楽フェスの『氣志團万博』で1100万円以上の募金を集め、とても励みになった。自分が今回プロジェクトを進めることで、アパレル業界でもこんな動きができるというモデルケースにもなりたい。その為にはそこそこの規模感であることも必要になってくる。協力者を募っていき、それぞれができる範囲でできる支援を長く続けたい」。

 回収したブルーシートで作るバッグの価格はまだ未定だというが「なるべく手に取りやすい価格でなるべく多くの数を動かせたら」。