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米国靴「オールデン」が新作を発表 注目は初の“Vチップ”ブーツ

 米国靴「オールデン(ALDEN)」の日本における独占輸入販売権を持つラコタが展示会を行い、新作3型を発表した。

 注目は、日本での人気が特に高い“Vチップ”のブーツ版(9万8000円)だ。ブランド初のデザインで、6月にイタリア・フィレンツェで行われた世界最大級のメンズファッション見本市「ピッティ・イマージネ・ウオモ(PITTI IMMAGINE UOMO)」で先行披露され、「日本人バイヤーを中心に支持を得た」と現地入りした血脇弾ラコタ社長は話す。日本での展示会でもバイヤーの反応はよく、「今回のオーダー分は2021年ごろに届く予定。『それでも欲しい』という多くの声を受け、『オールデン』のモノ作りの姿勢を理解いただき感謝している」と続けた。

 日本の革靴好きの中で「オールデン」の人気は突出している。同ブランドの年間生産数は非公表ながら、5割が米国国内で流通する。日本は残りの5割を欧州などと分け合う格好で、血脇社長は「少しでも日本への供給量を増やしてもらうべく、年に2~3回はオールデン本社のあるマサチューセッツ州を訪れて交渉している」という。

 新作は他に、「オールデン」の代名詞ともいえる米国のタンナー、ホーウィン社のコードバンを使ったスリップオン(12万5000円)と、ブラウンスエード製のオックスフォードシューズ(9万6000万円)がある。後者は、ロゴをボーダー状に刻印した薄型で“返り”のいい新作のオリジナルソールを使用する。

 18年11月に「二重橋スクエア」(「丸の内二重橋ビル」の商業ゾーン)1階にオープンした直営のラコタハウス 丸の内店は、「出店および新ラスト(木型)の告知が奏功して、オープンから半年の時点で、二重橋スクエアの物販でナンバーワンの売り上げを達成した。今もビジネス需要の、黒の表革モデルが売れている」という。ラコタは他に東京・青山と大阪・南船場にも直営店を持ち、直営店限定モデルなども販売する。