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サマンサタバサ創業者の寺田社長が退任へ

 サマンサタバサジャパンリミテッドの創業者の寺田和正社長(53)が4月25日付で退任する。後任には藤田雅章専務取締役が就任する。寺田社長は一旦取締役に異動した後、5月23日開催予定の定時株主総会後に取締役も退任する。交代理由は「新たな経営体制による企業価値向上を図るため」だという。

 藤田新社長(65)は、ジュンを経て1997年に店舗運営部長として同社に入社。2004年3月から現職。07年からはウィメンズブランド「スウィングル(SWINGLE)」や「アンドクチュール(AND COUTURE)」を運営するバーンデストローズジャパンリミテッドの取締役、ステーショナリーやトラベルバッグなどを扱うノーマディックの社長などを兼任している。

 寺田社長は、同社総株式の62.60%に当たる2209万3200株を保有していたが、約半数を4月12日付売り出している。株式の移動後は全体の31.30%に当たる1104万6600株を保有する。売り出した株式は、市場外の相対取引によって紳士服チェーンのコナカの湖中謙介社長兼最高経営責任者(CEO)に譲渡される。売却価格は1株331円で34億円余りになる。湖中氏は5月23日に開催予定の定時株主総会で、社外取締役に選任される予定。なお、株式譲渡後は寺田社長と湖中氏の株式保有数が同数となり、両者とも筆頭株主となる。