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「アンダーカバー」の春夏はウィメンズも架空のチームを結成 「ナイキ」とのコラボスニーカーも継続

 「アンダーカバー(UNDERCOVER)」は、パリコレでのウィメンズのランウエイショーを先シーズンをもって休止し、2019年春夏はプレゼンテーション形式で発表した。基本コンセプトは先に発表した19年春夏のメンズと同様で、架空の7つのチームを設定。日本で撮影したというチームごとのビジュアルを展示し、その前にアイテムを並べる形式をとった。

 ビジュアルの撮影は守本勝英、スタイリングはデザイナーの高橋盾自身、ヘアメイクは加茂克也、プロップはENZとこれまでも「アンダーカバー」の世界を作ってきたクリエイターが担当しているだけに、世界観はクリアでメッセージがストレートに伝わってくる。

 デヴィッド・ボウイ(David Bowie)など70~80年代のロックスターを撮影したことで知られる英国のフォトグラファー、ミック・ロック(Mick Rock)とのコラボレーションや、デコパージュという技法を用いるNYのアーティスト、ジョン・デリアン(John Derian)とのコラボレーションしたにミステリアスな宇宙のシリーズなど、いずれも音楽やアートといったカルチャーが通底している。メンズの19年春夏にも登場したアニメ「クリィミーマミ」のキャラクターが胸にドンと描かれたニットもある。

 また、「ナイキ(NIKE)」とのコラボレーションしたスニーカーも継続。メンズで発表したデザインをベースに、ウィメンズ用のカラーで登場した。

 展示会場に高橋の姿はなかったが、この発表方法は服やアクセサリーを通じてデザイナー自身とカルチャー談義をしているような気分になる。また、ディテールを見れば見るほど発見があり「アンダーカバー」の良さを引き出す発表方法と言えそうだ。