ファッション

「ナイジェル・ケーボン」のアウターリミッツが新たに2ブランドの取り扱いを開始

 「ナイジェル・ケーボン(NIGEL CABOURN)」や「フィルソン(FILSON)」など、ワークやミリタリーをモチーフとした5つのブランドの輸入総代理店を務めるアウターリミッツ(OUTER LIMITS)は、2019年春夏から新たに「アーバー(ARBOR)」「マック・プロビジョンズ(MACK PROVISIONS)」の2ブランドの取り扱いを開始する。同社が大阪・南堀江で直営するショップ、1415+2(ONE FOUR ONE SEVEN)で販売する他、セレクトショップなどに卸も行う。

 「アーバー」は、スノーボードやスケートボードに強いロサンゼルスのアウトドアスポーツブランドで、フィルソンの元社長が相談役として同ブランドをサポートしていることが縁でパートナーシップの打診があったという。柴山一加・営業マネジャーは「エクストリームやストリートだけではない、私のような50代でもできるスケートボードの世界観を打ち出したい。ネルシャツにダウンベストを重ねてスケボーするような、大人のアウトドアスタイルとして訴求したい」と語る。価格はTシャツ5500円~、シャツ1万6500円~、ブルゾン2万9000円~、パンツ1万6500円~、キャップ5500円~で、「19年春夏はグラフィックアイテムが多いが、今後は日本市場の声もフィードバックしながら、日本では縁遠く見えているアウトドアとスケートボードをくっつけ、“スケボー=若者”のイメージを打破したい」と続けた。

 「マック・プロビジョンズ」は、柴山マネジャーが「インスタグラムで見つけた」というアラスカ州のレザーグッズブランドだ。ビンテージの野球グローブやレザーブーツをリメイクして、財布(2万3000円)やカードケース(9500円)などを製作している。野球好きなマイケル・マック(KC Michael Mack)デザイナーが全て1人でハンドメードしている。

 アウターリミッツが国内の独占輸入販売権を持つ5ブランドのうち、4つが欧州ブランドだったが、「『フィルソン』に加えて米国ブランドを2つ増やすことで、バランスを図りたい」と述べた。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2024-25年秋冬のトレンド総まとめ 鍵は「退屈じゃない日常着」

4月15日発売の「WWDJAPAN」は、毎シーズン恒例のトレンドブックです。パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で発表された100以上のブランドから、アイテムや素材、色、パターン、ディテール、バッグ&シューズのトレンドを分析しました。豊富なルック写真と共にお届けします。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。