ファッション
連載 目指せ未来のインフルエンサー

一方通行はNG? 対話を楽しむツールで情報を発信するということ

 こんにちは、コバヤシチスズです。梅雨入りして毎日ウキウキしながら過ごしています。

 以前、インフルエンサーを目指す理由について書いた記事で、インスタグラムは親しい友人に向けて発信するものだったとお話ししました。載せていた写真は自分が好きなものばかりで、絵日記のような使い方でした。しかしこのインフルエンサーを目指す企画では、インスタグラムを通してフォロワーの方に情報を届ける必要があるのです。

 皆さんは恐らく、好きなものをインスタグラムに載せていることでしょう。インスタグラムで情報を仕入れたい人なんているの?と思うかもしれません。私は本やアートを軸にファッションなどを発信していますが、エンゲージメントが高いものは本やアートについて投稿しているものばかりです。また、コメントをもらう投稿も本やアートについて触れているものが多いように感じます。「この本が気になっていたので読んでみます」という反応もあれば、逆に私がおすすめの本を尋ねてフォロワーの方に教えていただくこともあります。本やアートの投稿がエンゲージメントが高くなるのは、本やアートに興味を持つフォロワーが多いからだと思います。

 インスタグラムは一方的に情報を得るテレビや新聞とは違い、コメントなどを通してやり取りができるという強みがあります。例えば芸能人のアカウントは、私生活を垣間見ることができます。テレビに出ているようなキレイな方でも、トレーニングしている普段の姿を見たりすると親近感が湧くと思います。さらにその芸能人にコメントして何らかの形で返ってくるようなことがあれば、より親近感を抱くのではないでしょうか。情報を得られるだけでなく、親近感を持ってもらえるようなアカウントにすることがこれからの課題だと思っています。

 エンゲージメントが高いとはいえ、本やアートはインスタグラムでは特別に人気が高いカテゴリーではないので、それだけではフォロワーを増やすことが厳しいです。2週間で84フォロワーを獲得しましたが、なかなか大幅には伸びません。本やアートに触れていない方にも興味を持ってもらうために、投稿する写真について考える必要がありそうです。

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