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「好意をつくす」って、何ですか?

 こんにちは。紫外線の恐ろしさを徐々に感じ始めています、コバヤシチスズです。2週間で87フォロワーを獲得し、ついに1000フォロワーに到達しました。ようやくスタートラインに立った気分です。

 そんな中、投稿に面白い反応がありました。その投稿は、吉野源三郎さんが書かれた「君たちはどう生きるか」(岩波文庫、970円)に出てくる1文を手書きしたものです。「人間が人間同士、お互いに好意をつくし、それを喜びとしているほど美しいことはほかにありはしない」。本の中ではこの1文が、“人間らしい人間関係の定義”として記されています。これに対して「好意をつくす……どうすればつくせるのでしょう」というコメントをいただいたのです。そこで私は、「好意をつくす」って何だろうと考え始めました。

 ちょうどその頃、家族や友人にプレゼントを贈る機会がありました。周りの人のために時間を使うことがどれほど有意義なものであるか再確認した私は、自分のどこが「好意をつくす」に当たるのか気になったのです。「つくす」という言葉はさまざまな意味がありますが、ここでは「他のもののために努力する。尽力する」(広辞苑第6版から引用)がふさわしいと思います。つまり何か行動を表すのではなく、人のために何かしようと働きかけるその心が「好意をつくす」のだということに気付きました。いただいたコメントにお返事をするのであれば、きっとこの方が「人のためにどうすればいいのか」と考えているそのこと自体が、“好意をつくす”ことなのだと思います。

 インフルエンサーの立場から考えるとどうなるのでしょうか。私が影響力を持つと仮定した場合、良くも悪くも影響を及ぼすということを、まず自覚する必要がありそうです。その上で確かな自分の意見を持って発信していくことが、私のもつ好意を他者につくすことなのではないかと思います。そのためにもまず、フォロワーを増やすことが今の自分には必要だと考えています。

 「君たちはどう生きるか」は約80年前に出版され、去年漫画化されてベストセラーになりました。読み始めてすぐに、もっと早く出合いたかったと思いましたが、少し経験を積んだ今だからこそ理解できる本であったように思います。私は小説を読みましたが、絵本のように読みやすかったので皆さんにもおすすめします。

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