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オーガニックの“オフィスおやつ”スタート 食料廃棄問題に一役

 オーガニック食品メーカーのブラウンシュガーファーストは、法人向けの社内設置型スナックスタンドのサービスを開始した。昨年1月から複数の企業で約半年間の試験運用を経て、今回の本格導入となった。定期商品はチョコレート、ナッツ、ドライフルーツ、チップス、ドリンク、スムージー、エネルギーバー、クッキーの全8種。社員の健康管理を目的とする企業の福利厚生の他、食料廃棄問題の解決も目指す。

 同サービスは食品流通業界の「製造日から賞味期限の3分の1までを納入期限とする」という商習慣や、賞味期限まで30日を切っているなどの理由から廃棄される食品に着目。企業の枠を越えてそれらの在庫情報を取りまとめ「ヘルシースナッキングスタンド」としてオフィスに届ける。

 日本は食料廃棄大国といわれ、家庭や小売りに加えて食品メーカーからの大量廃棄も恒常的に発生している。同社はこうした食料廃棄を、新しい売り場を創出することで、適正価格での消費につなげるプロジェクトとして展開していく。また、ユーザーにはQR決済システム「プリン」を導入することで、小銭を出す煩わしさをなくし、体調管理を気軽に意識する習慣をサポートする。

 ブラウンシュガーファーストは2011年の設立で、「有機エキストラバージンココナッツオイル」を主力製品に、オーガニック・ナチュラル市場をけん引してきた。豊かな食の未来を作ることをポリシーに、厳選した食材を使用した食品を百貨店やオーガニック・ナチュラル食品専門店、イオンなど大手スーパーなどでも展開する。