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米エースホテルが日本上陸、隈研吾監修で京都「新風館」跡地に

 米国発エースホテル(ACE HOTEL)が2019年末、NTT都市開発と運営委託契約を結び、京都に日本初の「エースホテル京都」を開業する。場所は京都市中心部の商業施設「新風館」跡地に完成予定の複合商業施設内で、ホテルの他に飲食店や物販が20店舗入る予定。既存の新風館のすぐ隣に新規棟を建て、2〜7階をホテルとする。既存の新風館の2〜3階もホテル客室となる予定で、客室は合計213室になる。

 「新風館」はNTT都市開発が運営した商業施設で、旧京都中央電話局の外観を生かして01年にオープンしたが、17年3月に閉館した。外観はそのままに建て替え工事を行い、隈研吾建築都市設計事務所がデザイン監修のもと、地上7階地下2階の複合商業施設に生まれ変わる。京都の町並みとの調和を意識し、外装にはルーバーや木組みを用いる。

 エースホテルは1999年にシアトルに1号店を開業したデザインホテル。古い建築をリノベーションするなど、独自の世界観作りによって世界中の感度の高い旅行客を獲得している。現在はシカゴやロサンゼルス、ロンドンなど世界9カ所に館を構える。アジア圏への進出はこれが初めて。

 NTT都市開発の中川裕・社長は「エースホテルはエリアの人の流れを変えるなど、地域活性化の起点になるようなホテル。“エースホテル風”というジャンルができるほど、ホテル業界には相当のインパクトを与えている」とコメント。エースホテルのブラッド・ウィルソン(Brad Wilson)社長も「すでにビームス(BEAMS)や『エンダースキーマ(HENDER SCHEME)』などともコラボしてきたが、日本に拠点を持つことは長年の夢だった。京都の未来を考える一部を担えることを光栄に思う」と話した。

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