ファッション

リステアが手掛ける「アイレネ」 「海外販路を拡大したい」

 リステア(RESTIR)が海外への卸を目的に2016年春夏に立ち上げたウィメンズブランド「アイレネ(IRENE)」は、販路の拡大を目指し価格戦略を始動した。現在は、韓国のブーン・ザ・ショップ(BOON THE SHOP)、香港のジョイス(JOYCE)、上海のシャイン(SHINE)などアジアに5店舗の卸先を持ち、国内はリステアが手掛ける「ルシェルブルー(LE CIEL BLEU)」の7店舗、「221 リステア」の3店舗での販売している。

 「アイレネ」は柴田麻衣子リステア・クリエイティブ・ディレクターがディレクターを務め、中島暁香デザイナーが手掛けるトレンドコンシャスなブランドだ。これまでは無地でミニマルな印象が強かったが、今秋冬は柄をメーンにレイヤードを楽しむスタイルを提案した。

 中島デザイナーは、「レイヤードした時の面白さをデザインポイントにした。ジャケットもレイヤードアイテムとして提案したかったのでシャツ地のジャケットも用意している」とコメント。ハイネックとVネックセーターのレイヤード風のトップスや、袖口からスカーフが見えるジャケットなど、フェイクレイヤードのアイテムも多い。また、ハンドスティッチなどを入れてクラフト感も加えるなど、遊び心あふれるディテールが目を引く。ビンテージの素材からイメージを広げたギリシャ神話柄や、レトロチェック柄などオリジナル生地を用いたアイテムもある。

 生産は7割を日本で、ニットを中心に3割を中国で行う。先シーズンまでは「作りたいものを作ったため価格が高かった。例えば手編みのニットは9万円、ウールコートはラグジュアリー・ブランドと同等になったが、デザインを重視しながらより価格にもこだわったモノ作りにシフトした」と中島デザイナー。価格帯はミドルゲージのニットが3万~4万円、スカートが3万~5万円、トレンチコートが8万9000円など。「海外販路の拡大を目指している」。

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