ビジネス

「オールセインツ」がロコンドと提携解消、EC構築大手ビービーエフとサイト刷新

 英国発ブランドの「オールセインツ(ALLSAINTS)」が15日、EC構築大手のビービーエフと戦略的パートナーシップを締結し、国内サイトをリニューアルオープンした。これまで日本上陸を支援し、ECサイト構築を手がけてきたロコンドとの提携は解消となる。新サイトでは柔軟性の高い最新のECエンジンを採用し、ローンチ後もサイトを柔軟にカスタマイズしていける環境を整えた。

 「オールセインツ」はグローバルでグーグル(GOOGLE)やアマゾン(AMAZON)とパートナーシップを組むなど、 デジタル先進企業として知られる。日本では16年4月にEC企業のロコンドと提携してECサイトを開設。ロコンドがシステムから運営、物流までを一括して代行する形で上陸を果たした。16年2月に先行してオープンした原宿の期間限定店舗やららぽーとTOKYO-BAYの直営店などの実店舗との在庫連携といった幅広い業務をロコンドが請け負ってきた。今後は順次開発が完了次第、ビービーエフによる店舗との連携も開始する予定だ。

ビービーエフはヨウジヤマモトやユナイテッドアローズ、バロックジャパンリミテッドなどを顧客に持つファッションECの運営受託大手。今年6月に三井物産が持ち株を売却。人材派遣中堅のヒト・コミュニケーションズが43億5500万円を投じ、子会社化したばかり。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。