ファッション

「メゾン キツネ」 × 「ビルズ」 クリエイティブな2人がコラボを語る

 シドニー発のカジュアルダイニング「ビルズ(bills)」と「メゾン キツネ(MAISON KITSUNE)」がコラボレーションし、“Parisian”ならぬ“Hawaiian”とプリントしたTシャツ(110ドル、約1万2000円)とトートバッグ(70ドル、約7900円)を製作した。米ハワイのビルズ ワイキキ(bills Waikiki)の一角に、「ポケットストア」という期間限定ショップを設け、12月1日から販売する。カフェも手掛け、最近では「ビルズ」を始めとした異業種コラボが話題の「メゾン キツネ」の黒木理也クリエイティブ・ディレクターと「ビルズ」のシェフ、ビル・グレンジャー=オーナーにクリエイティブなコラボについて聞いた。

WWDジャパン(以下、WWD): 2人の出会いは?

ビル・グレンジャー「ビルズ」オーナー(以下、ビル):7年前にロンドンで知り合った。実は、僕も理也も建築を学んだ経験があるんだ。でも2人とも結局、建築家にはならず、違う道を選んだけどね。

黒木理也(以下、黒木):会う前からお互いのブランドを知っていたし、お互いのカスタマーだった。僕もDJを終えて、朝食を「ビルズ」で食べるようになって、気付いたら世界中の店舗に通っているよ。

WWD:今回のコラボで感じた共通点とは?

黒木:「ビルズ」と「メゾン キツネ」の共通点は、日々の生活からインスピレーションを得てきたライフスタイルブランドであること。常に世界中を飛び回っている僕らにとって、1日1日にインスピレーションソースがあって、それが僕らのクリエイションにつながっている。ビルはシェフとして、レシピの開発や新しい味覚を発見し、人々にフードカルチャーを提供してきたし、僕も音楽やファッション、コーヒーショップを通じて、クリエイションと向き合ってきた。

ビル:そうだね。ヨーロッパと東京に共通点があるように、西洋と東洋のカルチャーがミックスする時はすごく興味深い。それは僕も理也も感じてきたこと。自分たち自身が、日々楽しんで刺激を受けているということが、ブランドの面白さに通じているのだと思う。やりたいことをやって、作りたいものを作るという考え方は2人の似ているところかな。

黒木:生き方なんだよね。「ビルズ」はビルの生き方、「メゾン キツネ」は僕の生き方。二人とも仕事が好きで、やりたいことを仕事につなげてきた。もちろんその分、責任感もあるし、ストレスもある。でも楽しさもある。今回のコラボもそのつながり。商品を作るということだけでなく、「ビルズ」のカフェの中に「ポケットストア」という“お土産屋さん”の環境を作ることが僕たちにとって今回のコラボの面白さになる。

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