まず、会社として大きな伸びしろを秘めるウィメンズのビジネスに力を入れる。トレバー・エドワーズ(Trevor Edwards)「ナイキ」担当プレジデントは、現在57億ドル(約6783億円)の売り上げを誇るウィメンズの「ナイキ」を、20年までに110億ドル(約1兆3090億円)に成長させると語った。女性に向けたコンセプトショップを3つの都市にオープンし、パーソナルトレーニングに結び付けたパーソナルショッピングの提供を計画している。
同社は超軽量なフライニット・テクノロジーを使った女性用のスポーツブラに着目した。また、インヒールスニーカー“ナイキ スカイハイ ダンク”についても期待を寄せる。現在6種類ある同商品は、それぞれ1億ドル(約119億円)の卸売り上げがある。同社は大人気のフライニット・スニーカーを今秋28モデルに増やし、16年に10億ドル(約1190億円)の卸ビジネスにすることを目標に掲げた。
また、同社はeコマースビジネスを駆使して17年までに10億ドル(約1190億円)から70億ドル(約8330億円)に売り上げを伸ばす計画だ。さらに、"エア ジョーダン"の卸の売り上げを20年までに45億ドル(約5355億円)にすることを目標に掲げた。
この会見が行われた翌日、同社はイースト・ロサンゼルスにコミュニティー・ストア(1765平方メートル)をオープンした。同ストアはモバイルで会計ができるサービスも提供している。同社は「消費者直結型ビジネスは大きな成長をもたらしている。このコミュニティー・ストアが一つの要因となり、15年度の『ナイキ』の直営店売上高はブランド全体の23.1%を占める予定だ」と述べた。同業態はこれが7店目。地域密着型を目指しており、現地採用や学童保育のような団体との連携を重要視している。
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