ファッション

草間彌生美術館が10月1日に開館 入場は日時指定の完全予約制

 芸術家・草間彌生の美術館「草間彌生美術館」が10月1日に開館する。住所は東京都新宿区弁天町107で、外苑東通りに面し、東京メトロ東西線の早稲田駅と神楽坂駅の中間に位置する。設計は久米設計が担当し、地上5階と地下1階の6層構造で構成。1階はエントランスやギフトショップ、2階と3階は作品の展示空間、4階は体験型インスタレーション空間、5階は資料閲覧スペースと屋外展示スペースになる。営業時間は11〜17時だが、日時指定の予約・定員制で、1日4回の各回90分の入れ替え制のシステムだ。チケットは、一般が1000円、小中高生が600円で、美術館のウェブサイトでのみ8月28日から購入が可能。休館日は月、火、水曜日。運営は、一般財団法人草間彌生記念芸術財団が行う。

 同美術館は、芸術全般の発展に寄与することを目的に草間本人が設立。展覧会を年2回のペースで行うほか、講演会なども予定だ。開館を記念し、開館日の10月1日から翌年の2月25日まで、最新の絵画シリーズ「わが永遠の魂」を中心に構成される開館記念展「創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき」を開催する。

 草間彌生は2月から5月にかけて、国立新美術館で来場者数が52万人を超えるヒット展となった「わが永遠の魂」を開催したばかり。また、アメリカ・ワシントンのハーシュホン美術館でも9月10日まで「Ininfinity Mirrors」を開催するなど、88歳を迎えた今なお精力的に活動している。

■草間彌生美術館
住所:東京都新宿区弁天町107
開館日:10月1日
休館日:月、火、水曜日

■創造は孤高の営みだ、愛こそはまさに芸術への近づき
日程:2017年10月1日〜2018年2月25日 ※12月25日〜1月17日は冬季休館
時間:11:00〜17:00
入場時間:1日4回の入れ替え制(11:00〜12:30 / 12:30〜14:00 / 14:00〜15:30 / 15:30〜17:00)

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2024-25年秋冬のトレンド総まとめ 鍵は「退屈じゃない日常着」

4月15日発売の「WWDJAPAN」は、毎シーズン恒例のトレンドブックです。パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク、そして東京の5都市で発表された100以上のブランドから、アイテムや素材、色、パターン、ディテール、バッグ&シューズのトレンドを分析しました。豊富なルック写真と共にお届けします。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。