ビジネス

ゴールドウインが英ウールリッチに出資 持ち分法適用関連会社に

 ゴールドウインは10日、英ウールリッチ インターナショナルに出資すると発表した。少数株主持ち分を取得し、株式の20~50%以下を握る持ち分法適用関連会社にする。取得金額は約41億円。同社にとって海外企業への出資は初めて。競合スポーツメーカーに比べて遅れているグローバル展開の足掛かりにする。

 ウールリッチ インターナショナルは「ウールリッチ(WOOLRICH)」ブランドのアパレルなどを欧州や米国で販売している。日本においては八木通商が代理店契約を結んでおり、セレクトショップや百貨店で取り扱うほか、旗艦店を表参道や4月に開業したギンザ シックスに構えている。

 ゴールドウインは中期経営計画で海外事業の強化を掲げる。現在「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」などの好調で、スポーツアパレルとしては国内最大規模の売り上げ規模を誇っているが、海外売上高は5%弱にとどまっていた。ウールリッチ インターナショナルのグローバル展開に参画することで、新しいビジネスモデルを築く。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Is AI GOOD?AIがもたらす「ゲームチェンジ」

「WWDJAPAN」12月1日号は、ファッション&ビューティ業界でいよいよ本格化する“AIゲームチェンジ“を総力特集しました。11月19日のグーグル「ジェミニ3.0」発表を契機に、生成AIは「便利なツール」から「産業の前提インフラ」へ変貌しつつあります。ファッション&ビューティ業界で浸透する生成AI及びAIの活用法とゲームチェンジに向けた取り組みを紹介しています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。