ビジネス

「ディーン & デルーカ」に「ラルフ ローレン」首脳が転職

 ディーン&デルーカ(DEAN & DELUCA)は、「ディーン&デルーカ」事業のマーケット&グローバル・リテール担当プレジデントに、ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)出身のラウラ・レンドルム(Laura Lendrum)を起用する。レンドルム・プレジデントは、ラルフ ローレン社で「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」「RRL」「デニム&サプライ(DENIM & SUPPLY)」などの店舗開発を担当したプレジデント。グッチ(GUCCI)やイヴ・サンローラン(YVES SAINT LAURENT)など、ラグジュアリー市場のベテランだ。

 レンドルム・プレジデントは、事業戦略やマネージメント、国内&海外の小売などを統括する。ウェブやソーシャルメディア、アプリなどのデジタル戦略も手がける予定だ。「『ディーン & デルーカ』は、ラグジュアリー市場に似ている。顧客にユニークでバラエティ豊かな商品を提供するのは同じこと」と彼女。マイアミなどでテストしたファストフード業態、シェフが目の前で料理を作ってくれるカフェの開発にも取り組むことになりそうだ。

 ディーン&デルーカは、ジョルジオ・デルーカ(Giorgio DeLuca)が1977年に創業。2014年には株式の過半数をタイのデベロッパー、ペース・デベロップメント・コープ(Pace Development Corp.)が取得している。同社は「レンドルムのラグジュアリー・マーケットで培った経験とノウハウは、ブランドがオンライン、オフラインの双方で究極にラグジュアリーなショッピング体験を提供するうえで欠かせない」と話している。

 日本の「ディーン&デルーカ」は、ライフスタイル事業の「シボネ(CIBONE)」や「ジョージズ(GEORGE'S)」などを手がけるウェルカムが展開する。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

原宿・新時代 ファッション&カルチャーをつなぐ人たち【WWDJAPAN BEAUTY付録:中価格帯コスメ攻略法】

「WWDJAPAN」4月22日号の特集は「原宿・新時代」です。ファッションの街・原宿が転換期を迎えています。訪日客が急回復し、裏通りまで人であふれるようになりました。新しい店舗も次々にオープンし、4月17日には神宮前交差点に大型商業施設「ハラカド」が開業しました。目まぐるしく更新され、世界への発信力を高める原宿。この街の担い手たちは、時代の変化をどう読み取り、何をしようとしているのか。この特集では…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。

メルマガ会員の登録が完了しました。