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映画「無限の住人」に出演 女優・杉咲花が魅せる表現力

 映画「湯を沸かすほどの熱い愛」で幸野安澄役を演じ、第40回日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞、新人俳優賞をはじめ、多くの映画賞を受賞した女優の杉咲花。その高い演技力・表現力で多くの人を魅了している。4月29日から全国公開される映画「無限の住人」でも浅野凜役を演じる。今、注目を集める彼女の魅力に迫る。

WWDビューティ(以下、WWD):現在、ドラマや映画、CMと大活躍中だが、もともと女優を目指したきっかけは?

杉咲花(以下、杉咲):子供の頃からドラマがすごく好きで、たくさん見てきたのですが、大好きなドラマの多くに志田未来さんが出演されていて、志田さんへの憧れがきっかけです。それで、自分も演技をやりたいという気持ちが強くなり、志田さんと同じ事務所のオーディションを受けました。

WWD:映画「湯を沸かすほどの熱い愛」では、日本アカデミー賞の最優秀助演女優賞をはじめ、数々の賞を受賞したが?

杉咲:率直にうれしかったです。賞を取ることが全てではないですが、それだけ素晴らしい作品に携わらせていただいたんだなと実感しました。この作品に関わった全ての人が優しく、愛があって、私はそこで本当に多くのものをいただいたので、私が賞を受賞することで、少しでも恩返しできたことがうれしいです。

WWD:映画「無限の住人」にも出演しているが、作品を終えての感想は?

杉咲:主演の木村拓哉さんとは初共演だったのですが、役者としてだけではなく、人としても学ぶことがたくさんありました。冬場の過酷な撮影の中でも周りの人に気を遣われていましたし、誰にでも対等で、誰にでも優しい、その姿勢は絶対に見習おうと思いました。今回の「無限の住人」は、人気コミックの実写化ということで、三池崇史監督も「原作をリスペクトしてほしい」とおっしゃっていて、そこはすごく意識しました。原作を読んで、大事だなと思った部分はコピーして切り抜いて、表情などを研究し、しっかりと役作りをして、現場に入りました。

WWD:少し話題を変えて、ファッションについて、意識していることは?

杉咲:母の影響もあり、ファッションは好きです。普段は黒い服を着ることが多くて、気付いたら全身黒という日もあります。ブランドだと「コム デ ギャルソン」が好きなのですが、特にブランドやトレンドとかにはこだわらず、自分がいいなと思う服を着るようにしています。

WWD:普段、メイクはしますか?

杉咲:まったくしないんです(笑)。メイクしている自分が恥ずかしくなるんですよね。スキンケアもこだわっていなかったんですが、朝ドラ「とと姉ちゃん」で女優の高畑充希さんと共演した時に、すごく肌がきれいだったので、その秘訣を質問したらしっかりとケアしていると教えていただいたので、自分もやらなければと思っています。

WWD:今日はスチールの撮影だったが、映画やドラマとは気持ちも違う?

杉咲:スチールはすごく緊張しますし、恥ずかしいです(笑)。映画やドラマでは役を演じているので、雑誌などの撮影だとどうすればいいのか、まだ慣れないです。

WWD:趣味はある?

杉咲:写真を撮ることです。時間があればフィルムカメラで撮影していて、その画像はインスタグラムにアップしています。あと、ギターを弾くのも好きで、ミュージシャンではandymori、THE BLUE HEARTS、THEE MICHELLE GUN ELEPHANT、シガー・ロス(Sigur Ros)が好きです。

WWD:最後に今後の目標は?

杉咲:今は演技をたくさんやりたいという思いが強いので、いろいろな役を演じてみたいです。コメディーも今までやったことがなく、ぜひ挑戦したいです。一緒に仕事をしたい憧れの監督さんもまだいっぱいいますので、そういった人たちと仕事ができるよう、まずは目の前の仕事を一生懸命がんばりたいと思います。

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