ビジネス

ネッタポルテ創業者がファーフェッチの共同会長に就任

 ラグジュアリーECモールを運営する英ファーフェッチ(FARFETCH)が、ネッタポルテ(Net-A-Porter)を創業したナタリー・マセネット(Natalie Massenet)英国ファッション協議会会長を非業務執行共同会長に指名した。今後はジョゼ・ネヴェス=ファーフェッチ創業者兼最高経営責任者(CEO)と共同経営体制をとり、取締役としてファッション業界とのさらなる連携強化に注力するという。

 ネヴェスCEOはマセネット共同会長について、「ネッタポルテの創立以来、彼女の大ファン。ラグジュアリー商品がECで販売できることを証明したパイオニア」とコメント。マセネット共同会長も、「ファッションとテクノロジーの未来という独自のビジョンを築いたファーフェッチをサポートできることを光栄に思う。顧客体験を高めるためにテクノロジーと実店舗をつなげたファーフェッチの功績は業界でも際立っている」と評価する。

 マセネット共同会長は2000年にラグジュアリーファッションECネッタポルテを創立。その後15年間でアウトネットやミスターポルテ、ポルテ・マガジン、ネットセットなどをローンチした。15年10月にユークス(YOOX)と合併し、ユークス ネッタポルテ グループ(YOOX NET-A-PORTER GROUP)としてリシュモン傘下に入った。15年9月にネッタポルテを離れたが、その後リシュモンとの契約により12カ月間は競合他社への参画を禁じられていた。

 ネヴェスCEOは08年にファーフェッチを創業。現在は40カ国750以上のショップと提携し、約1500ブランドを扱う。15年には英セレクトショップのブラウンズを買収し、ECと実店舗を連携したオムニチャネル施策に取り組んだ。2016年度のグループ総売上高は8億ドル(約896億円)。

【関連記事】
■リシュモン、純利益が前期比166% ユークスとネッタポルテの合併が追い風に 16年3月期
■「カルバン・クライン ジーンズ」などが日本初上陸 ゾゾに出店
■韓国「スタイルナンダ」が原宿に旗艦店 今夏オープン

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2022年版繊維商社特集 有力企業8社の「今とこれから」を写真と記事で読み解く

「WWDJAPAN」7月4日号は、10年以上に渡って続くロングラン企画の「2022年版 繊維商社特集」です。海外出張と重たいキャリーバック、トラブルシューティングなど体力と精神力が必要で、かつては男性が多かった商社ですが、今では女性も増えています。また、SDGsやサステナビリティなどの社会貢献や働く意義がより問われる中で、会社側の考え方や評価のKPIも徐々に変わりつつあります。

詳細/購入はこちら