ビジネス

ラオックス16年12月期は一転赤字へ 「爆買い」終息

 免税店大手のラオックスは3日、2016年12月期の連結営業損益が9億円の赤字になりそうだと発表した。従来予想は12億円の黒字で、15年12月期実績は85億円の黒字だった。昨年の円高と中国政府による高級時計や家電への関税強化によって、インバウンド(訪日外国人客)の爆買いが失速したことが痛手になった。

 同日発表した業績予想の修正では売上高が625億円(修正前は650億円)。これも15年12月期の926億円の実績に比べて3割以上減る。来店客数は前年並みだったものの、1人あたりの平均客単価が3万3820円から2万2344円に下がった。売れ筋商品が化粧品や医薬品など単価の低いものに移っている。一方で店舗は9店増えており、その分の賃料や人件費の増加を吸収できなくなった。

【関連記事】
ラオックスがシンエイの婦人靴事業を買収
ラオックスが赤字に転落 「爆買い」が失速 16年1〜6月期

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

表と裏の古着市場 米リセールECと日本の“川上”を徹底調査

「WWDJAPAN」1月17日号の特集は「表と裏の古着市場」です。中古品市場はのみの市や古着店、リサイクルショップなどの実店舗を中心に昔からあるビジネスですが、時代に合わせて大きく変化しています。特に米国の若者はサステナビリティへの関心も高く、節約やおしゃれのためだけでなく、環境保護の観点から古着を選ぶ人も多いそうです。

詳細/購入はこちら