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生意気販売員から敏腕スタイリストへ 夢を実現する力

 今、ファッション業界で評価を高め、メキメキと頭角を現しているのが、スタイリストの遠藤彩香だ。「ギンザ」や「シュプール」などのモード誌では、粋なスタイリングで誌面をにぎわし、「マメ(MAME)」「アカネ ウツノミヤ(AKANE UTSUNOMIYA)」「タロウホリウチ(TARO HORIUCHI)」といった東京ブランドのルックブックでは、ブランドの新しい表情を引き出している。デザイナーたちは、「センスと遊びのあるスタイリング、そして彼女のキャラクターが大好き」(蓮井茜「アカネ ウツノミヤ」デザイナー)、「彼女の強い個性や新しいものへの強い探求心、ミーティングをしているときに、すぐにお互いのイメージを共有できる共通言語を持っている」(「堀内太郎「タロウホリウチ」デザイナー)と彼女に絶大な信頼を寄せ、ブランドを表現するルックブックの世界観作りを共に取り組んでいる。

 「セリーヌ(CELINE)」「ヴェトモン(VETEMENTS)」「パレス(PALACE)」「ロエベ(LOEWE)」「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」などをハイセンスに着こなし、パリコレ期間中には日本人では数少ないスナップ・フォトグラファーの注目の的になるスタイリストでもある。そんな彼女のキャリアは、意外にも地元仙台の百貨店、しかもシューズ売り場の販売員からスタートした。どのようにキャリアを積みスタイリストになったのか。そしてこの先、どんなスタイリストを目指すのか、神宮前に構えたアトリエで話を聞いた。

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