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スタートトゥデイ4〜9月期も高成長を維持 下期に向けた事業拡大を示唆

 「ゾゾタウン」を運営するスタートトゥデイの2016年4〜9月期決算は、サイト内の流通額にあたる商品取扱高が前年同期比28.3%増の 864億円、営業利益が同51.1%増の105億円、経常利益が同49.2%増の106億円、純利益が同68.3%増の80億円だった。百貨店や専門店が苦戦を続ける中、ファッションEC最大手が対照的な高成長を続けている。

 送料無料金額の底上げや有料制度の導入、粗利益率の高い「ゾゾユーズド」の成長により粗利益率上昇を実現した。また、ブランドの大量出店とブランドクーポンの好調、パーソナル化のためのCRMシステムリプレイスメントによって高成長率を維持している。前澤友作・社長は「目標としていた高成長を実現しているが、下期も高い成長率を維持するためには新たなチャレンジが必要。現段階で具体的に話せることはないが、プライベートブランド(PB)や海外事業など、主力事業以外の分野を検討する時間が80%くらいを占めるようになった」と、今後の事業拡大を示唆した。

 商品単価は前年同期比14.7%減の3855円。「ゾゾユーズド」成長と低価格帯のブランド出店より減少した結果だ。出荷単価も同14.4%減の7941円とともに4期連続で減少しており、今後も当面は減少が続くと予想する。一方でゲスト購入者・アクティブ会員の増加により、過去最高出荷件数は前期の465万点を大幅に上回る539万点(前年同期比61.9%増)となった。

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