トルコ・ボドルムからイギリス・ルートンに向かう飛行機での粗暴な言動が原因で、ケイト・モスが警察に連行された一件をイギリスのメディアがこぞってはやし立てている。ケイトが搭乗した航空会社イージージェット側が通報に至った経緯については、さまざまな臆測が飛び交っている。現場に居合わせた乗客たちのコメントを取り上げたタブロイド誌「ザ・サン」は"ケイト・メス"と冠した特集で、「ケイトが乱暴な言葉遣いでわめき散らしていた」「酒を散々注文し続けた後で、ついに客室乗務員におかわりを断られると、今度は自分のバッグからウオツカの(マイ)ボトルを取り出して飲み始めた」「確かに荒れていたが、特に攻撃的ではなかったし見ていておもしろかった。航空会社側が過剰反応しただけだ」など、さまざまな証言をまとめている。「警察に連れ去られる際、パイロットに向かって『ビッチ』などと罵声を浴びせていた」と報じる媒体も。
「インディペンデント」紙のグレース・デント記者は彼女の度重なる粗暴な態度について、「ケイト・モス、ナオミ・キャンベル、マドンナ、リアーナ。この4人は見事なまでに反省しないし、その媚びない態度にはある意味で好感が持てる。われわれ一般人がどうあがこうが、ケイト・モスにはかなわないのだという事実を受け止めるのが一番」と綴っている。
ちなみに今回の一件は、トルコのデトックス・スパでケイトが女優のサディ・フロストの誕生日を祝った後帰りの出来事だった。