ファッション

三宅一生が「国立デザイン美術館を作る会」を設立

 三宅一生が美術史家の青柳正規・国立西洋美術館長とともに、「国立デザイン美術館を作る会」を設立した。ファッションや建築、プロダクト、グラフィックなど様々な分野のデザインの力を高め、産業や経済の活性化や生活の豊かさの向上を目指す。HPには「衣・食・住。人間の暮らしから、すぐれたデザインが生まれ、日常の一部となります。そして生活に喜びとか楽しさとか、温かい気持ちをもちこんでくれます。さらに広く、何かを創り、表現し、それが人々に共有されることが、社会に新たな活力をもたらす鍵となるのです」という本人の力強いメッセージが添えられている。

 11月27日には東京ミッドタウンで第一回目になるシンポジウムを開催する。三宅、青山の2人に加え、皆川明「ミナペルホネン」デザイナー、グラフィックデザイナーの佐藤卓、プロダクトデザイナーの深沢直人らが登壇する予定。申し込みはウェブサイト(http://www.designmuseum.jp/)から可能。

第1回パブリック・シンポジウム 「国立デザイン美術館をつくろう!」詳細
日時:11月27日(火)18:30−21:00(開場:17:30) ※Ustream中継あり
場所:東京ミッドタウンホール HALL A
登壇者:三宅一生(デザイナー)、青柳正規(美術史家/国立西洋美術館長)、佐藤卓(グラフィックデザイナー)、深澤直人(プロダクトデザイナー)、工藤和美(建築家)、皆川明(ファッションデザイナー)、田川欣哉(デザインエンジニア)、鈴木康広(アーティスト)、関口光太郎(アーティスト)
司会:柴田祐規子(NHKアナウンサー)
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