良品計画は11月4日、顧客情報への不正アクセスに関する新たな調査結果を公表した。10月30日の第一報では「MUJIアプリ」の利用者のメールアドレス、生年月日、性別が流出した可能性があるとしていたが、対象となる約2726万件の情報に「無印良品ネットストア」の会員も含まれることが判明した。このうち約52万件については、会員IDに加え、氏名、住所、電話番号も不正アクセスを受けた可能性がある。
クレジットカード情報も不正アクセスの対象となった可能性があり、クレディセゾンが発行する「MUJI Card」では、全ケタのカード番号、「MUJI Card」ID、生年月日が該当する。対象は約109万件で、うち約34万5000件が現在も有効なカード、残りは失効・解約済み。「MUJIアプリ」と「無印良品ネットストア」に登録されたカード情報については、カード番号の先頭6ケタと下2ケタ、カード名義が対象で、約120件に上る。
対象となる顧客には良品計画が順次連絡し、同社が連絡先を把握していない「MUJI Card」会員にはクレディセゾンから連絡する。良品計画はカードの利用明細を確認し、身に覚えのない利用があった場合はカード発行会社に問い合わせるように呼びかけている。クレディセゾンは希望者のカード再発行に対応する。
現在、良品計画は外部からの不正アクセスを遮断し、ほかのシステムへの影響についても監視を継続している。クレディセゾンも「MUJI Card」の不正利用に関する監視を強化。現時点でダークウェブなどへの顧客情報の流出や情報を悪用した被害は確認されていない。良品計画は引き続き原因と影響範囲の特定を進めるとしている。
なお、「MUJIアプリ」と「無印良品ネットストア」は現在も通常通り利用できる。