ファッション
特集 「ピックルボール」という新しいコミュニケーションの形 第3回 / 全8回

米国から世界に広がる「ピックルボール」ライフスタイル市場で存在感

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米国から世界に広がる「ピックルボール」ライフスタイル市場で存在感

日本でも人気が顕在化してきたピックルボールだが、米国やヨーロッパ、アジア諸国ではそれ以上のムーブメントとしてすでに大きく広がっている。この成長は1つの流行スポーツとしてではなく、ファッションやライフスタイルとの接続性によるものだ。(この記事は「WWDJAPAN」2026年11月2日号からの抜粋です)

OVERSEAS
米国で急拡大するピックルボールは
ファッション市場にも波及、アジアでも存在感

ピックルボールの人気は、発祥の地である米国では特にすさまじいものとなっている。SFIAによると、2025年に米国でピックルボールをプレーした人は2430万人。20年の420万人から約5.8倍に増加し、過去5年間で参加人口が最も大きく伸びたスポーツとなった。25年には前年比22.8%増を記録し、シニア層から若年層を含む幅広い世代に浸透している。

人気の高まりは、スポーツ用品やアパレル市場にも波及する。米国の小売りデータを分析するセントリック・マーケット・インテリジェンス(CENTRIC MARKET INTELLIGENCE)の調査では、24年第4四半期のピックルボール関連商品の供給量が前年同期比645%増加した。「ルルレモン(LULULEMON)」や「ナイキ(NIKE)」「アロー・ヨガ(ALO YOGA)」「フィラ(FILA)」など各ブランドは、コート上での機能性と日常着としてのデザイン性を両立する“ラケットウエア”を提案。競技専用のウエアやアクセサリーが、スポーツとファッションを横断する新たなカテゴリーとして注目されている。テニスウエアがハイブランドとのコラボレーションを通じて日常のスタイルへと広がってきたように、ピックルボールも競技人口の拡大を背景に、ライフスタイル市場との接点を増やしている。

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