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【ARISAK Labo vol.12】現役高校生MON7Aの“激ヤバ卒業式” メジャーデビューを経て描く未来


フォトアーティスト・ARISAKがファッション&ビューティ業界の多彩なクリエイターと共鳴し、新たなビジュアル表現を追求する連載【ARISAK Labo】。連載最後となるゲストは、今年1月にメジャーデビュー曲「TOGE TOGE」をリリースした現役高校生アーティスト・MON7A(もんた)。TikTokに始まり、ABEMA恋愛リアリティーショー「今日、好きになりました。」への出演を果たし、若者を中心に絶大な支持を得る、まさに次世代の顔となる存在だ。そんな大注目のMON7Aの今と未来をつなぐビジュアルを、ARISAKが撮り下ろした。

PROFILE: MON7A/アーティスト

MON7A/アーティスト
PROFILE: 2007年7月6日生まれ、東京都出身。 TikTokフォロワー150万人を超える注目の現役高校生アーティスト。2025年8月にオリジナル楽曲「おやすみTaxi」でデビューを果たし、3カ月で1600万回再生を突破。昨年12月には初のファンミーティングを開催し、ユニバーサルミュージックからのメジャーデビューと全国ライブハウスツアーの開催を発表。2026年1月、メジャー1stシングル「TOGE TOGE」でメジャーデビュー。3月7日には2ndシングル「僕のかわい子ちゃん」をリリース。各メディアのトレンドランキングに軒並みランクインするなど、今最も注目を浴びる新世代アーティスト

MON7Aが発案したコンセプトから生まれた今回のビジュアル。高校卒業を控える自身の生活を表現した“激ヤバ卒業式”、新生活をイメージした“激ヤバ部屋”、そして心ない言葉で傷ついた経験から生まれた反骨精神を歌った楽曲「TOGE TOGE」に着想を得た“TOGE TOGE”だ。異世界ドラマのような世界観で、ARISAKが撮影を行った。

Inside story of MON7A × ARISAK

WWD:2人が出会ったきっかけは?

MON7A:インスタでずっと色々な人の作品を見ている中でARISAKさんのアカウントを見つけました。グラフィックの感じも含めて、世界観がすごく素敵で、メジャーデビューのビジュアルを撮ってもらえたらうれしいなと思ってお願いしました。

ARISAK:MON7A君のことを知ったのはそのときが初めてだったんですが、自分で制作したという楽曲「おやすみTaxi」を聴いた時、「10代の子がこんなものを作るんだ」と衝撃を受けて。きっと自分のことをすごく理解して作っているんだなと思って、面白そうだから一緒にやってみようと思い、依頼を受けました。実際に会ってみると大人より大人かもって思うくらいしっかりしていて(笑)、落ち着いていて、みんなが好きになるのもわかるなって思います。

先日ちょうど原宿と渋谷スクランブル交差点エリアでメジャーデビューのビジュアルが掲示され、私も見に行ったのですが、若い子たちがたくさん写真を撮っていてうれしくなりました。年末に行った写真展に来てくれた人の中にも「MON7A君だ!!」と注目してくださって、MON7A君の人気のすごさを肌で感じました。MON7A君がファンミーティングに行った時の盛り上がりもすごくて、10代の子たちの活気や熱量に圧倒されました。

WWD:2回目となる今回の撮影ですが、コンセプトはどのように決めましたか?

ARISAK:毎回出演者からヒントをもらって私の方でイメージを作ることが多いのですが、今回はMON7A君がやりたいことがかなり明確だからこそ、本人に企画アイデアを考えてもらいました。その方がきっと面白くなるし、私も挑戦してみたいなって。実際に本人から「そろそろ学校を卒業して一人暮らしをするから“激ヤバ部屋”とか、“激ヤバ卒業式”っていうコンセプトをやりたい」など、かなり細かいネタが届いて。今回はやらなかったけど、お風呂の泡と棘の質感が違うかもって“AWA AWAとTOGE TOGE”っていうのもありました。どのネタも面白くて、一緒に考えるのが楽しかったです!

MON7A:そういう撮影のイメージみたいなことを考えるのが好きなんですが、これまではあまり形にできる機会もなくて。自分が好きなこと、やりたいこと、やりたくないことが結構あるタイプなので、今回はなるべく漏れがないように伝えようと思いました。
オレの私生活を考えたとき、高校卒業という節目もあり、制服のような衣装で撮影したり、新生活に向けて家具をいろいろ見ているタイミングでもあるので部屋をイメージしたものが撮れたらいいなって。そんな中で生まれたのが“激ヤバ卒業式”“激ヤバ部屋”です。

ARISAK:“激ヤバ部屋”の写真はやっぱり色々な人から「どうやってあんなプロップを集めたの?」って聞かれますね。実際の撮影では白背景のみで撮影して、家具などの装飾は全てグラフィックの技術で作っています。写真展でも展示しましたが、やっぱり注目度が高かったですね。衣装やヘアメイクも似合っていて、どこかフェアリー感を感じさせる松野さんのヘアメイクも、今回のちょっと不思議な空間にぴったり合っていました。松野さんは3Dプリンタで蝶のアクセサリーも作ってくれたりして。島田さんも松野さんも、メジャーデビューの撮影の時から一緒だったからこそ、MON7A君が好きなものややりたいことが理解できているし、みんなで意気投合しながら進められた楽しいチームでした。

MON7A:オレがやりたかったことをARISAKさんがパワーアップさせる形で実現してくれたのが本当にうれしかったです。特に気に入っているのは“激ヤバ卒業式”。衣装やヘアメイクを変えるだけでこんなに違いが出るんだって驚きました。中でも髪型に関しては、これまで同じスタイルばかりを続けてきていたので色々挑戦できたし、「こんなのも似合うんだ!」って発見がありました。それぞれの個性に合わせて表情やポージングを考えるのも楽しかったです。

ARISAK:“激ヤバ卒業式“は、スタイリストの島田さんに6パターンの衣装を用意してもらって色々な学生が揃う卒業式を表現しました。MON7A君はスタイルも良いし、なんでも着こなすだろうなとは思っていたのですが、色々なキャラクターをイメージして表情や動きも作ってくれて。普段から自分のことをたくさん研究しているからこそ、色々な表情を演技的に作れるんだって感じられました。

MON7A:オレはいつも安心できるラインまで準備して本番も再現しようとしてしまいがちですが、最近その考え方が覆されました。昨年頃からヘアメイクさんやスタイリストさんなど、プロのクリエイターさんとお仕事をするようになったのですが、みなさん色々な側面の自分を見つけてくれて、自分でも見たことがないような発見があったりして、改めてすごいなって思います。

WWD:今回の撮影のコンセプトの1つでもある楽曲「TOGE TOGE」について教えてください。

MON7A:インターネット上だとある意味、シールドがあるというか、リアルで言えないこともネット上だったら言えちゃう人がいます。でも受け取る側はいつでも誰でも、ひどいことを言われれば傷つく。ネット上でのそういった攻撃はどんどんひどくなっているように感じていて、そんな世界ってイヤだなって思うようになりました。オレ自身も中傷を受けることもあるけど、やられっぱなしでいたくない。「TOGE TOGE」はそんなふうに「やられたらやり返す」気持ちを込めて作った曲です。人を傷つけるなんて絶対ダメなのに、傷つけられた人もそのまま受け入れることも多くて。でも「絶対ダメなことなんだ」って伝えなくちゃ、何も変わらないんじゃないかな。このビジュアルでも、そんなことを感じてもらえたらいいなって思います。

WWD:今後2人でやってみたいことは?

ARISAK:MON7A君がゲームのソニックっていうキャラクターが好きで、ファンミーティングの時にもソニック君が来ていたんですよ。お客さんにもベイビーソニックのストラップをプレゼントしていて。そういうゲームのような世界観でソニック君もいて、みたいな撮影ができたら、私の撮影の世界観にも合うし、アート性が高いものが作れそうだなって思いました。あとはミュージックビデオの撮影現場にも参加して、彼に並走しながら良いものを作っていけたら楽しそうだなって思います。

MON7A君とは、好きなものがすごく似ている気がしていて。写真展にMON7A君も来てくれたんですが、本人が好きって言ってくれる部分が私が気に入っている部分と同じで。年齢は違うけど、お互い気分が上がるものが同じだっていうのはうれしいです。

MON7A:この連載でやっていた、Murrayさんっていうアーティストが出ていた時のビジュアルがすごく印象的で。和室や竹藪の中で撮影していて、すごくいいなって。オレは今までスタジオでの撮影が多かったので、そういった外での撮影でもチャレンジしたいですね。テーマパークやゲームセンターなどでの撮影にチャレンジできたらいいなって思っています。

ARISAK:MON7A君は自分の中でかなり明確にビジョンを持っていて、イメージ画像や自分で描いたラフ画、構図も細かく示してくれて、資料も完璧。やりたいことがあっても、どんなふうに人に伝えたらいいのかわからない人も多い中で、その完成度の高さに驚いたし、この先も一緒に何かできたらいいなって。彼のほのぼのしてそうだけど芯が強くて、ガッツがある感じがすごい好きで。すごく応援したくなるし、ファンになる気持ちもわかります。

WWD:メディアへの露出も増え、まさに「注目の人」という感じですが、MON7Aさんご自身はなぜ世間がこんなに注目していると思う?

MON7A:うーん、自分みたいな人がいないから、ですかね。小さい頃から周りに馴染むことができなくて、みんなから珍しい目線で見られることも多くて。いい意味でも悪い意味でも「目立てるな」って思いました。目立たずに周囲に馴染みたいなって考えていた時期もあったけど、それぞれに普通があると思うし、誰かから変だって言われることもおかしいなと思って。

元々中学1年生頃から自分で音楽を始めて、「もっと多くの人に見てもらいたい」「今のTikTokには自分みたいな人いないかも」と思うようになって投稿を始めました。もちろん技術は全然追いついていなかったけど、「もっと見てもらうべき」とすら思うくらいの自信があって。承認欲求や「有名になりたい」って気持ちが大きかったですね。とはいえ、今ではサブスクやYouTubeでも色々な人に楽曲を聴いてもらえていますが、まさかこんなに色んな人に届くなんて思わなかったし、自分がやりたいことを思いっきりできる今の環境が本当にありがたいです。曲を出してみんなに聴いてもらえたり、色々なメディアに出させていただいたりして、目まぐるしいけど本当に楽しくて。「こんな毎日がずっと続いてくれたらいいな」って思います。

WWD:実際に有名になって、生活に変化は?

MON7A:常に自分が見られているような感覚になりました。実際はそんなことはないかもしれないけど、どこに行っても「もしかしたら自分のことを知っている人がいるかもしれない」って。友達と街で遊んだり、コンビニに行ったりなど、今まで日常生活の中で普通にやっていたことでも色々な憶測に変わってしまう可能性もあると思うと、気をつけなきゃいけないなって思います。
学校の友達も、最初の方はオレがメディアに出るたびに盛り上がってくれてたんですけど、最近は「すごいね〜」ってあっさりしてるかも(笑)。でもみんなちゃんと反応してくれるし、そうやってこれまでの距離感と変わらずに関わってくれるのがうれしいです。

WWD:MON7Aさんはファッションアイコンとしても注目されていますが、トレンドの情報はどんなふうにキャッチしている?

MON7A:元々は短髪だったんですけど、漫画「NANA」の“シンちゃん”が好きで、そこにインスピレーションを受けて。24年の春ごろから今の髪型になりました。ファッションでも漫画からアイデアをもらうことが多いですね。そこからTikTokやインスタでアイテムやブランドを調べたりしています。ネットサーフィンは得意ですが、買い物は実際にお店に足を運ぶことが多いです。最近はメンズネイルが好きで、世間的にも今後もっと一般的になっていくんじゃないかなって思います。最近オレの周りではとにかく”自分を飾るもの”が流行っていて。チャームやキーホルダーで自分を飾る人も多くて、カプセルトイも人気。キラキラしていたり、いっぱいつけていたりって感じのスタイルがもっと来るんじゃないかな。

WWD:MON7Aさんはこの春、高校を卒業しますが、今後の意気込みは?

MON7A:もっと音楽に力を入れていきたいですね。これまでメディアに出演する機会をたくさんいただいて、オレのことを知ってくれた人も増えたんじゃないかなって思うんです。だから次は、もっとアーティストとして認知されて、色々な人に自分の曲が聴いてもらえたらうれしいですね。将来的には、音楽をやりながらタレントとしても活躍していける人になりたいです。

WWD:ARISAKさんから、高校を卒業するMON7Aさんにメッセージはありますか?

ARISAK:私の高校時代はスケートに没頭していたので、放課後に友達と遊びに行ったりした記憶があまりないのですが、彼の音楽に対する気持ちや熱量、その強い軸は自分に似ているなって。ジャンルや時代は違うけど、お互い通ずる部分があるのかもしれないですね。
既に芸能の世界で活躍していますが、年齢を重ねていくにつれてもっと結果を求められるようになるんじゃないかなって。でもそんな中でも負けずに、このまま自分の世界観を大事にして、やりたいことを純度高く貫いていってほしいなって思います。

New Release

先月メジャーデビューを果たした現役高校生アーティスト MON7Aが2nd Digital Single「僕のかわい子ちゃん」を3月7日に配信リリース。本日より楽曲配信予約もスタート。
https://lnk.to/MON7A_bnk

>メジャーデビュー写真撮影の様子はこちら

Live information

初の全国ツアー「LIVE HOUSE TOUR 2026」開催決定。チケットプレイガイド最速先行受付中。受付は2月25日23:59まで。
・4月4日 仙台darwin
・4月10日 梅田CLUB QUATTRO
・4月11日 名古屋CLUB QUATTRO
・4月20〜21日 渋谷CLUB QUATTRO
・4月25日 福岡BEAT STATION
https://lnk.to/MON7A_2026tour

CREDIT

“激ヤバ卒業式”
[左からLOOK1] JACKET ¥191,400 / DRESSEDUNDRESSED (03-6379-1214), VEST ¥39,000,PANTS ¥42,000 / COGNOMEN(Sakas PR 03-6447-2762), SHIRT ¥99,000, BAG ¥44,000 / MA-A。(Instagram @ma_a_doy), SHOES ¥63,800 / VEIN(Sakas PR 03-6447-2762), TIE, SOCKS, RING, SACRF, PIERCE, ACCESSORY / STYLIST OWN

[LOOK2] SHIRT ¥46,200, TIE ¥12,100 / TAMME, PANTS ¥107,800/ DRESSEDUNDRESSED (03-6379-1214), VINTAGE SHOES¥44,000 / NEOVA(Instagram @_neova _) , HOODIE, CHOKER, RING, PIERCE / STYLIST OWN

[LOOK3] JACKET ¥143,000 / TENDER PERSON(090-5574-6029), SHIRT ¥79,200 / MA-A。(Instagram @ma_a_doy), PANTS ¥59,000 / TAMME, SHOES, TIE, SOCKS, EYE WEAR, PIERCE,RING / STYLIST OWN

[LOOK4] VEST ¥39,000, PANTS ¥42,000 / COGNOMEN , SHIRT ¥99,000 / MA-A。(Instagram @ma_a_doy), SHOES ¥63,800 / VEIN, TIE, SOCKS, RING, PIERCE, ACCESSORY / STYLIST OWN

[LOOK5] SHIRT ¥79,200 / MA-A。(Instagram @ma_a_doy), PANTS¥59,000 / TAMME, SHOES, TIE, HAT, PIERCE, RING / STYLIST OWN

[LOOK6] VEST¥88,000 / SEVESKIG(Sakas PR 03-6447-2762), JACKET¥88,000 / VEIN, SHIRT¥46,200, TIE ¥12,100 / TAMME, PANTS ¥107,800 / DRESSEDUNDRESSED (03-6379-1214), VINTAGE SHOES ¥44,000 / NEOVA
(Instagram @_neova _) , HOODIE, CHOKER, RING, PIERCE / STYLIST OWN

“TOGE TOGE”
JACKET ¥110,000, T-SHIRT ¥18,700, PANTS ¥68,200 / KIDILL, SHOES¥96,800 / grounds(customer@fools-inc.com), WALLET CHAIN ¥41,800 / THE OBJECT(https://theobject.jp/), VINTAGE ACCESSORY ¥9,900, VINTAGE BRACELET ¥5,980 / NEOVA(Instagram @_neova _) , BELT, NECKLACE, RING, PIERCE / STYLIST OWN

“激ヤバ部屋”
JACKET¥101,200, PANTS ¥70,400 / KIDILL, HOODIE, SHOES, SOCKS, ACCESSORY / STYLIST OWN

PHOTOS & ART DIRECTION:ARISAK
MODEL:MON7A
STYLING:TATSUYA SHIMADA
HAIR & MAKEUP:HITOMI MATSUNO
3DCG ART & LOGO DESIGN:HIROKI HISAJIMA

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