「フェンディ(FENDI)」は11月3日、K-POPグループのストレイキッズ(Stray Kids)のリーダーで、同ブランドのブランドアンバサダーを務めるバンチャン(Bang Chan)との音楽プロジェクトを発表した。ニューシングル「ローマン エンパイア(Roman Empire)」のリリースや、ローマのフェンディ本社で撮影したMVなど、楽曲を通してブランドの卓越性と創造性を披露。「ローマン エンパイア」は「フェンディ」公式サイトおよび公式SNSで順次公開する。
楽曲の作詞、作曲、プロデュースは、バンチャンが手掛けた。クラフツマンシップと現代的な表現を新たな視点で再解釈し、「フェンディ」のアイコンバッグ“ピーカブー(Peekaboo)”や、同ブランドを象徴する“F”へオマージュを捧げた作品に仕上げた。
バンチャンは本プロジェクトについて、「この曲は、『フェンディ』そのものです。愛をローマ帝国の永遠性と壮大さに例え、アイコニックな“ピーカブー”や “FF”ロゴといったメゾンを象徴する要素を歌詞に織り込むことで、ローマの豊かな伝統を現代的な感性で再解釈しました。なめらかで感情豊かなボーカルと幻想的なシンセサイザーが、力強いキック主導のリズムと見事に融合し、R&Bとマイアミベースを融合させた独自のサウンドを生み出しています」と語る。
ミュージックビデオは、バンチャンの成長の軌跡を追体験するようなストーリー展開に仕上げた。彼のデビュー前を彷ふつとさせる、控えめなアーティストの姿から幕を開け、映像が進行するにつれて2026年春夏コレクションの多彩なスタイルをまとい、最終的にグローバルアーティストとしての地位を確立するまでを追っている。
また、この物語は、バンチャン自身の内面的な成長とブランドとのつながりを描くと同時に、コラボレーションを通じて、個々人の創造的潜在能力を認識し、最大限に引き出すことの重要性を訴えかけている。
本パートナーシップは、これまでジャクソン・ワン(Jackson Wang)との「FENDIMAN」(2018年)やウギ(Song Yuqi)との「FENDI」(25年)などと協業してきた。