
「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」と「アー・ペー・セー(A.P.C.)」がコラボレーションし、10月2日に「アー・ペー・セー マーク ジェイコブス(A.P.C. MARC JACOBS)」と名付けたカプセルコレクションを発売した。「アー・ペー・セー」の主要店舗を中心に、「マーク ジェイコブス」の表参道店、阪急うめだ本店、渋谷パルコ店、心斎橋オーパ店、公式オンラインストアで販売している。また、特別ポップアップ店舗をJR名古屋高島屋で7日まで、渋谷パルコで13日まで展開中だ。
今回の協業は、1990年代にそれぞれ自身のブランドを立ち上げた「アー・ペー・セー」のジャン・トゥイトゥ(Jean Touitou)=創業デザイナー、そしてシグニチャーブランドを手掛けるマーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)=デザイナーの長年の交流から実現。コレクションでは、二人のデザイナーとしての原点である80年代を再解釈し、パリとニューヨークのアーカイブ要素も取り入れたカレッジスタイルを特徴としている。
アイテムはメンズとウィメンズ、ユニセックスのウエアに、バッグやシューズのアクセサリーをそろえる。ウエアは、「マーク ジェイコブス」アイテムのネーミングに由来した、“THE JEAN”のデニムジーンズや“THE SKIRT”のミニスカート、“THE SHIRT”のストライプシャツを定番アイテムとしてラインアップ。
Tシャツは、表にマークが80年代にパリで使っていた定期券の“カルト・オランジュ(CarteOrange)”、裏にジャンがソルボンヌ大学時代の学生証を2人の当時の顔写真付きでプリント。また、ジーンズやペニーローファーにあしらった2人の横顔を刻んだ古代ローマ風のボタンも、ユーモアあふれる2人らしいデザインとなっている。