
資生堂の敏感肌向けスキンケアブランド「dプログラム(D PROGRAM)」は10月21日、化粧水と乳液をリニューアル発売する。5年ぶりの刷新で、シリーズは4代目となる。現行の5ラインから3ラインに統合し、価格帯は1100〜4510円(編集部調べ)に見直す。ドラッグストアなど約1万店と資生堂公式ECで取り扱う。
同社によると、敏感肌の人の約9割が「肌質を根本から安定させたい」と強い思いを持っているという。その意識を捉え、肌本来が持つ美しさを引き出すことを目指し、今回角層バリアと美肌菌に着目した。
3シリーズ(全て医薬部外品)の共通成分として、潤いを与えながら、角層バリアを健やかに整える「キシリトール」と、潤いと肌環境を整える「酵母エキス」「アルテロモナス発酵エキス」「グリセリン」を配合。また、2種の薬用有効成分として「トラネキサム酸」「グリチルリチン酸ジカリウム」を配合し、肌荒れやニキビを防ぐ。
ラインの統合に関しては、「どのシリーズを選べばいいかわからない」といった声が多数寄せられたことを受け、複合して持ちやすい肌悩みへの対応を集約。現行の“バランスケア”と“アクネケア”、“バイタルアクト”と“ブライトニングクリア”をそれぞれ統合した。
価格帯は、値下げを実施する。「価格がハードルになっていたお客さまが多かった」ことを受け、「1人でも多くの敏感肌の人に使っていただきたい」という強い思いから、品質を向上しながら容量は買えずに手に取りやすい価格にした。
新“バランス&アクネケア”ラインの化粧水(125mL、3300円/レフィル110mL、2860円)と乳液(100mL、3630円/レフィル88mL、3190円)は、毛穴の目立ちとニキビを予防。潤って毛穴の目立たない肌に導く。
新“モイストケア”ラインの化粧水(125mL、3300円/レフィル110mL、2860円)と乳液(100mL、3630円/レフィル88mL、3190円)は、繰り返しがちな乾燥や肌荒れを予防。深い潤いに満ちた肌に導く。
新“バイタライジング&クリア”ラインの化粧水(125mL、4180円/レフィル110mL、3630円)と乳液(100mL、4510円/レフィル88mL、3960円)は、エイジングケアと美白をかなえる。潤ってハリ・透明感に満ちた肌に導く。このほか、3シリーズ全て6日間のスキンケアセットを用意する。