ビューティ

資生堂「シセイドウ メン」美容液を刷新 反町隆史&松嶋菜々子が2年ぶりに共演、新CM披露

資生堂のプレステージメンズスキンケアブランド「シセイドウ メン(SHISEIDO MEN)」が堅調に成長している。2024年の国内売上高は前年同期比39%増と好調に推移。世界で90の国と地域で展開するグローバル全体では同6.2%増と着実に存在感を高めている。「シセイドウ」のエコー ロー・チーフブランドオフィサーは、「『シセイドウ メン』は世界中の男性に自信と生きる力を与えるブランドだ」と胸を張る。

好調な成長をさらに後押しするべく、同ブランドは7月21日に美容液“アルティミューン”をリニューアル発売する。新“アルティミューン パワライジング セラム”(30mL、9900円/75mL、1万5180円)は、100年にわたる男性肌研究をもとに開発した新成分POWER ペプチド AA +を配合。肌の乾燥やざらつき、透明感のなさ、毛穴の目立ち、ハリのなさといった全方位の肌悩みにアプローチする。香りはヒノキ、ビャクダン、アンバーを基調にした重厚感のある仕様で、パッケージはマットの質感に刷新した。

“アルティミューン パワライジング セラム”の発売に合わせて、ブランドアンバサダーを務める俳優の反町隆史と妻で俳優の松嶋菜々子が2度目の共演となる新CMを7月27日から全国で放映する。なお、YouTubeではすでに先行公開している。

2日には、都内で新CMの発表会を開催。反町をゲストに迎え、新CMとキービジュアルを披露した。新CMでは、「時間軸×他者視点」をキーワードに掲げ、「より多くの男性が今の自分だけでなく、これからの自分に視点が向くように考えた」(中里大介メンズプロジェクトマネージャー)。キービジュアルには、現在の反町と松嶋の背景に過去の反町の写真を並べた。「改めて、反町さんがよい年齢の重ね方をしていることがわかる」と説明する。

新CMは、銀座の街並みを一望できるビルの屋上で早朝、反町と松嶋が写真撮影をする様子を描く。カメラを向けた妻・松嶋が、人生を共に歩んできたからこそ分かる夫の変化と魅力をナレーションで表現。「年齢を力に変える」というブランドメッセージを訴求する。反町は「前回のCMの反響が大きかった。それを超える世界観での撮影を楽しめた」と振り返った。

7月21日から1週間、銀座と新宿の某所で屋外広告も展開する。実際に松嶋が撮影した反町の写真を使用し、“PHOTO BY NANAKO MATSUSHIMA”と記載されているという。反町は、「なかなかそんな機会はないので、結構緊張した。でも、その素の感じが、ふわっとした感じが出せれたのかなと思う」と微笑んだ。

トークショーでは「前回も話したが、モデル時代から資生堂のCMに出るのが夢だった。それが叶った瞬間だった」と述懐。「タイムマシンがあれば若い自分に『出られるよ』と伝えたい。それが自信になったはず」。さらに、松嶋からサプライズのビデオメッセージも寄せられた。反町は「保湿についてもいろいろアドバイスをもらっている」と笑顔を見せた。

年齢の重ね方については「20代、30代の頃より今の方が余裕がある。そうやって一つずつ階段を登り、自分を進化させたい。50代の今を大切にし、また次の60代の自分に向かっていきたい」と語った。最後に「普段はあまり過去を振り返らず前を見て進化させたいと思っている。今回は良い機会になった」と締めくくった。

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