
月刊で発行する「WWDBEAUTY」およびウェブサイトでは、毎月旬なアイテムの売れ筋を伝えるため、厳選店舗の売れ筋ランキングを掲載している。今、売れている日焼け止めは何か?今回は、「アットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)」に2025年4月の売り上げトップ5を聞いた。なお化粧下地や乳液など全タイプを対象とした(集計期間2025年4月1~30日)。
アットコスメトーキョー「日焼け止め」売り上げTOP5
1位「ダルバ(D'ALBA)」“ウォータフルトーンアップサンクリーム”[SPF50+・PA++++](50mL、2860円)
2位「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」“ヴォワールコレクチュールn”[SPF25・PA++](40g、8250円)
3位「アリィー(ALLIE)」“クロノビューティ ジェルUV EX”[SPF50+・PA++++・UV耐水性★★](40g、1155円/90g、2310円※編集部調べ)
4位「ダルバ」“ウォータフルトーンアップサンクリーム(パープル)”[SPF50+・PA++++](50mL、2860円)
5位「アネッサ(ANESSA)」“パーフェクトUV スキンケアミルク NA”[SPF50+・PA++++](60mL、3058円※編集部調べ)
「ダルバ」が1位と4位にランクインした。中原絢子アットコスメトーキョー マネージャーは1位“ウォータフルトーンアップサンクリーム”について、「保湿感と艶感が特徴。トーンアップ効果も高く、ファンデーションを重ねても乾燥しにくく崩れにくいことも人気の理由」と話す。4位“ウォータフルトーンアップサンクリーム(パープル)”は「軽いテクスチャーでムラなく塗れて、トーンアップ効果が高いのでファンデーションを使わずにフェイスパウダーだけで仕上げる顧客もいる。きしまず、水分クリームのような軽い付け心地も支持されている」。2位「クレ・ド・ポー ボーテ」は、「肌表面の乱れやくすみをカバーし、肌自体を格上げしたように見せる補正力が人気。美容液のように滑らかに伸びるテクスチャーが特徴で、リピーターが非常に多い」。3位「アリィー」は「ジェル状で伸びが良く、水や汗を防ぐウォータープルーフ効果に加え、バッグや服、タオルなどのこすれにも強い。使い続けやすい価格も人気の理由」。5位「アネッサ」は「SPF50+・PA++++でありながら、塗った瞬間にサラサラになる使用感が好評。日焼け止めのヨレや隙間を自動修正する技術が搭載されており、訪日客にも人気が高い」。
――4月の日焼け止め売上高について前年同月との比較は?
中原絢子アットコスメトーキョー マネージャー(以下、中原):前年同月比47%増と、非常に好調。夏を迎える前からUV対策をすることが浸透し、訪日客にも年間を通して人気なカテゴリーになっている。このため、1年中大きな売り場を確保している。
――担当者おすすめの日焼け止めは?
中原:「オバジ(OBAGI)」“オバジC デイセラムBB”(30g、3300円)は、ビタミンC誘導体を3種配合。紫外線を浴びると中の成分が溢れ出す紫外線反応型カプセルを搭載し、夕方に感じるくすみが軽減される印象。ナチュラルなカバー力で、1本でメイクを仕上げることもできて使い勝手が良い。
――日焼け止め以外で好調なカテゴリーは?
中原:「アットコスメトーキョー」のリニューアルに際し、フレグランス売り場を大きく拡大したことで好調なカテゴリーとなっている。自分用やプレゼント用などのニーズが増えている。