デンマークのスポーツブランド「ヒュンメル(HUMMEL)」は、都会的なライフスタイルにフォーカスしたファッションライン「ヒュンメル オー(HUMMEL 00)」の2025年秋冬シーズンから新クリエイティブディレクターに「ベイシックス(BASICKS )」創立者でデザイナーの森川マサノリが就任したことを発表した。3月に開催される楽天ファッション・ウィーク東京では、就任後初となるランウェイショーも決定している。
新クリエイティブディレクター就任にあたり森川は、「コンセプトは“ニューヘリテージ”。1923年の創業から長い歴史があり、絵のアーカイブもたくさん残っています。それを現代風にアレンジし、都会的で大人のスポーツウエアに落とし込みたい。ブランド名の由来にもなっているマルハナバチを表した“バンブルビー”と、V字模様の“シェブロン柄”はとてもアイキャッチーなので『ヒュンメル オー』でも生かしていく予定です。スポーツにまったく興味のない人も手に取りたいと思うデザインにするのもひとつのテーマ。『ベイシックス』は基本的にサステナブル素材で作っているのでそこは同様に、できる限り取り込んでいきたいです」とコメントする。
森川マサノリとは?
森川マサノリは、1984年生まれ。2010年に「クリスチャンダダ(CHRISTIAN DADA)」を設立。15年毎日ファッション大賞新人賞・資生堂奨励賞を受賞。20年1月に「クリスチャンダダ」を休止。21年に「ベイシックス」を設立した。