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ヨンドシーHDが高級時計の買取・販売企業の羅針を子会社化

ヨンドシーホールディングス(HD)は、リユース企業の羅針を12月2付で子会社化する。取得株式数は全株式の約97%、取得価格は約105億円。ヨンドシーHDは、ジュエリーブランドの「ヨンドシー(4℃)」を中心としたジュエリーの製造販売をはじめ、アパレルのOEM、ODMを行い、総合衣料店のパレットをチェーン展開している。

羅針は、高級時計を専門に買い取り・販売しており、国内にギンザ ラシンを3店をはじめ、熟練の鑑定士、技師が多数在籍する買取サロン1店舗を運営。豊富な取引実績により会員登録数を拡大しており、消費者による環境問題への関心の高まりから今後も、持続的な成長を見込んでいる。2024年2月期の売上高は、約186億円、純利益は8億6900万円だった。ヨンドシーHDの傘下になることで、同グループが培ってきたマーケティング、販促、店舗開発などブランドビジネスのノウハウを生かし、さらなる成長を目指す。

ヨンドシーは、羅針の子会社化により、従来のジュエリー・アパレルの事業領域を超えた多様なニーズに応える体制を構築し、ポートフォリオの強化を図る。

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