ニュース

デサントが過去最高益更新 16年3月期 社名ブランド「デサント」が売り上げ首位に

 デサントの2016年3月期は、売上高が前期比110.3%の1357億円、本業のもうけを示す営業利益が同113.6%の103億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同119.9%の78億円だった。国内事業の収益改善に加え、韓国を中心とするアジア全拠点での増収増益が寄与し、過去最高益になった。国内では「デサント」と「ルコックスポルティフ」のゴルフラインが、海外では韓国における「デサント」と、中国や香港を含むアジア各国で「ルコックスポルティフ」のアスレチックラインが好調だった。昨年8月に連結子会社化した欧米発トレイルランニングシューズ「イノヴェイト」の売上高もかさ上げになった。海外の売上比率は60%に上昇した。

 主要ブランド別売り上げのトップは、自社ブランド「デサント」で478億円。グループ内の首位奪還は約40年ぶりだ。次いで「ルコックスポルティフ」442億円、「マンシングウエア」157億円と続く。「デサント」は国内外の直営店のほか、昨秋スタートした新業態「デサント ブラン」を国内で出店。15年春夏に日本と韓国でゴルフラインを新設し、百貨店などでコーナー展開するなど、積極的なブランドイメージ訴求と出店攻勢が奏功した。

 今期は売上高が同101.6%の1380億円、営業利益が同100.2%の104億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同95.3%の75億円と、為替の影響やアジア圏の景気停滞を踏まえ、前期並みの連結業績を見込む。20年に開催される東京オリンピックに向け、21年3月期に売上高2000億円を目指す新たな中期経営計画も発表した。

最新号紹介

WWD JAPAN

CEO特集2021 ファッション&ビューティ47社に聞く「2040年のビジョン」

1月25日号は「CEO特集2021」を大ボリュームの108ページでお届けします。毎年恒例の特集ですが、今回はファッション企業19社、ビューティ企業28社の経営トップが登場し、「2040年のビジョン」を語ります。リーダーたちは目の前のコロナ危機に対応しつつ、その先にある長期的な企業像をどう描くのか。ビジネス戦略はもちろん、日本を代表する有力企業のカルチャーや経営トップのキャラクターが垣間見ることがで…

詳細/購入はこちら