ファッション
連載 今週の特集お届け隊 第134回

マップで業界を俯瞰する(2024年4月1日号)

毎週発行している「WWDJAPAN」は、ファッション&ビューティの潮流やムーブメントの分析、ニュースの深堀りなどを通じて、業界の面白さ・奥深さを提供しています。巻頭特集では特に注目のキーワードやカテゴリー、市場をテーマに、業界活性化を図るべく熱いメッセージを発信。ここでは、そんな特集を担当記者がざっくばらんに振り返ります。(この記事は「WWDJAPAN」2024年4月1日号からの抜粋です)

横山:この数年、毎年4月の1週目は、新入社員向けの「A to Z」として、知っておくべき業界の基礎知識を特集してきましたが、今回は「業界地図」のようなコンテンツを軸に、より幅広い層にアプローチしたいと考えました。「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のことは知っていても、親会社LVMHの売上高まで知っている人は少ないじゃないですか。規模が大きいからこそ、やれることの幅も広がる。業界人を名乗るからには、そうした背景もきちんと理解していてほしい。そんな気持ちで作りました。

牧田:ビューティは、昨年は国内と海外で合わせて2ページだったものを、今回はそれぞれ2ページにして、内容を充実させました。米「WWD」による売上高ランキング「ビューティ100」は、業界の人たちの保存版で毎年好評なのですが、それを凝縮するような形です。どのブランドがどのグループに属しているか、どんな規模感なのかを俯瞰して見る機会は、意外と少ないと思います。

横山:ファッションとビューティの大手企業を一気に見る機会もないですよね。業態を含めて位置付けを把握することは大事だと思います。

牧田:上場していない企業のデータも分かる範囲で網羅していますが、大手の注目企業は極力カバーするように心掛けました。

“憧れの先輩”像も提示

横山:業界マップと共に、実際の業務のリアルと“憧れの先輩”像を提示するべく、数々のカリスマ販売員を輩出してきたバロックジャパンリミテッドの旗艦店「ザ シェルター トーキョー」のトップ販売員の酒井香奈さんと、資生堂トップヘアメイクアップアーティストの武田玲奈さんを取材し、「業界人図鑑」という企画も盛り込みました。お二人から、私自身も知っているようで知らなかった多岐にわたる仕事内容や「やりがい」も聞けて、かなり新鮮でした。

牧田:メイクアップアーティストは、普段から取材していますが、違う視点で見ると、当たり前だと思っていたことが当たり前でなかったという、新鮮な気づきがありますね。

横山:クリエイターが重要なポジションにあるのは、ファッション&ビューティ業界の魅力ですよね。 牧田:5月にはこの業界マップを各担当者が解説するセミナーも実施します。新人だけでなく、業界で働いている人にも発見がある内容になる予定です!

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

トラッド&ベーシックをとことん遊ぶ 2024-25年秋冬ウィメンズリアルトレンド特集【WWDBEAUTY付録:2024年上半期ベストコスメ】

百貨店やファッションビル系ブランド、セレクトショップの2024-25年秋冬ウィメンズリアルトレンドの打ち出しが概ね出そろいました。ここ2〜3年の間でランウエイで広がった“定番の再解釈”の価値観は、リアルトレンド市場にも確実に浸透。トラッド&ベーシック回帰の傾向が一層強まり、また暖冬で「ウールコートが売れない!」という声も聞かれる中で、この秋冬の戦い方の羅針盤となる特集を作りました。

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