ビューティ

ファッションPR出身者がフェムケア商材中心の新ブランド立ち上げ デリケートゾーン用固形石鹸など

ファッションPRとしてキャリアを積んだ高橋クロエがこのほど、フェムケア商材を中心としたライフスタイルブランド「ネイキッドファクト(NAKEDFACT)」を立ち上げた。第1弾として、デリケートゾーン用ソープ“インティメイトケアソープ”(80g、2200円)とデリケートゾーン用の保湿オイル“インティメイトケアオイル”(30mL、3500円)を公式ECサイトで販売中だ。

“インティメイトケアソープ”は、皮膚トラブルを避けるため界面活性剤の使用を避けた半透明の枠練り固形石鹸。かゆみや炎症を抑えるグリチルリチン酸2Kをはじめとした有効成分を最大限含有できるよう熱を加えず自然に熟成させるコールドプロセス製法を採用した。植物性のエキスが肌荒れを防ぎ、キメを整える効果が期待できる。99.5%植物性分からできた“インティメイトケアオイル”は、サトウキビから抽出されるスクワランオイルをベースにした軽いテクスチャーが特徴。高い保湿力を持つ5種類の植物性オイルを配合した。

両商品に共通するいちじくをイメージした香りは、2年近くかけて協力企業を探し実現した。また高橋が感じていた「納得いく有効成分とクリエイティブが両立しているブランドが少ない」という課題感から、ファッション性の高いパッケージにもこだわっている。

ありのままの自分を受け入れ、ポジティブに解決していく未来を目指したい

高橋は2018年に長女を出産したことをきっかけに、自身が経験してきたホルモンバランスによる身体的なトラブルや、セックスにまつわる悩みに関する選択肢を広げる必要性を感じ創業を決意。ブランド名は「赤裸々な事実」を意味し、ありのままの自分を受け入れ、ポジティブに解決していく未来を目指したいという思いを込めた。高橋は「まずは自分の健康のために体に目を向け、ファッションやコスメと同じように気軽にプロダクトを手に取れる市場を創出したい」と話す。

今後は女性が携帯しやすいデザインのコンドームやプレジャーアイテム、ノンカフェインのハーブーティーやローションなど、女性のさまざまな悩みにアプローチする商材に広げていく。販路は自社ECやポップアップをはじめ、自身のキャリアを活かしてセレクトショップなどへの卸販売も計画する。

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