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H&M、ヘレナ・ヘルマーソンCEOが退任 後任は「H&M」ブランドの42歳CEO

H&Mヘネス・アンド・マウリッツ(H&M HENNES & MAURITZ以下、H&M)は1月31日、ヘレナ・ヘルマーソン(Helena Helmersson)最高経営責任者(CEO)が退任することを発表した。後任として、「H&M」ブランドを率いるダニエル・エルヴェール(Daniel Erver)CEOが、同日付でグループの社長兼CEOに就任した。

カール・ヨハン・パーション(Karl-Johan Persson)会長は、「コロナ禍や、地政学的およびマクロ経済的に難しい時期に舵取りをし、大いに貢献してくれたヘレナに、取締役会一同は深く感謝している。当社は長期的な目標に向かって段階的に歩みを進めており、24年はさらに飛躍できるものと確信している」と語った。

ヘルマーソン前CEOは、1997年に購買部門のエコノミストとしてH&Mに入社した。購買や生産部門を経て、サステナビリティ・マネジャーに就任。その後、香港でプロダクション・マネジャーを務めた。2018年からはCOOとして、ロジスティクス、生産、テクノロジー関連分野などを担当し、20年1月にCEOに就任した。

同氏は、「私はキャリアのほとんどをH&Mで過ごしており、さまざまな部門で多くの役職を経験できたことを大変ありがたく思っている。退任することを取締役会に伝えた際には、複雑な心境だった。ここ数年、コロナ禍をはじめ、地政学上およびマクロ経済上の難局に直面しつつも、チームと共に成し遂げてきた数々のことを誇らしく思っている。一方で、ときとして個人的に負担に思うこともあり、難しい決断ではあったが、退任する時期が来たと感じた。任期中、カール・ヨハンや取締役会がサポートしてくれたことに深く感謝している。しっかりと引き継ぎをし、私自身の次のステップを考えたい」と述べた。

エルヴェール新社長兼CEOは、1981年生まれの42歳。2006年にH&Mに加わり、ドイツや米国のマーチャンダイジング、スウェーデンのカントリーマネージャー、「H&M」の購買マネージャーなどさまざまな分野でキャリアを積み、4年前に「H&M」のCEOに就任した。なお、同氏は引き続き「H&M」ブランドも率いるという。

同氏は、「取締役会からの信任を大変うれしく光栄に思うと同時に、意欲と責任を感じている。今後も献身的なチームと共に顧客のために尽力し、収益性を高め成長し続けていく。刺激的で魅力的な買い物体験のため、ファッション、品質、価格、サステナビリティを最高のコンビネーションで顧客に提供することにフォーカスする」とコメントした。

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