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スノーピーク、コロナ新規層のキャンプ離れ響く 1〜9月期の営業利益8割減

スノーピークの2023年1〜9月期は、売上高が前年同期比14.8%減の195億円だった。コロナ禍でキャンプを始めたエントリー層の購買が伸び悩んだ。「(コロナ禍の)3年間で始められたお客さまは、従来のエントリー層よりも年間購買金額が低い傾向にある。キャンプから離れた人も一定数いる」(山井太・会長兼社長)。この層をターゲットにするスポーツ量販店やアウトドア量販店における在庫の動きが悪く、ディーラー卸(同社スタッフ在中のインストアを持たない店舗への卸)の売上高が前年同期から34億円減収した。卸先の在庫について、「正常な数値に近づきつつあるが、足元の実売は伸び悩んだ」と述べた。

営業利益は同77.2%減の7億800万円、純利益は同68.0%減の6億6500万円だった。

8月に修正した通期予想は据え置く。売上高は前期比9.5%減の278億円、営業利益は同70.3%減の10億円、純利益は同68.4%減の6億1500万円を見込む。

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