ファッション

「ケイタマルヤマ」2015-16年秋冬東京 セクシーとカワイイ要素で作るオリエンタル・ファンタジー

 「昨年20周年を迎え、今年は21年目。昔好きだったストーリー性があるショーの原点に戻った」と話す丸山敬太デザイナー。舞台の幕が上がると、黒いスリムなボディースーツを着たモデルのチハルがパイプを持ってポーズを決め、夜の宴に誘う。ショーのタイトルは“Perfume de nuit(夜の香水)”。その名の通り、今季のコレクションは、魅惑的な香りで人々を酔わすような毒っぽい雰囲気を漂わせる。

 始めにグリッターが輝く孔雀色のミニドレスなどが登場。パッチワーク柄のニットワンピースに、大きなハットと旅行カバンを合わせ、オリエンタルな旅に出発した。またキモノ風の羽織り物でリラックス感を表現したり、カラフルなスパンコールで花の刺しゅうを施したカーディガンと真っ赤なパンツを着てチャイナタウンでの夜遊びに出掛けたりするなど、さまざまなシーンに分けてコレクションを構成。いずれもブランドが得意とするオリエンタルな要素を詰め込んだポップでキッチュな印象だ。

 ショーのハイライトは夜のチャイナタウンをほうふつとさせる場面。黒い花柄のチャイナドレスに、黒いドット柄のオーガンジーのパンツを組み合わせる。ファーやウールなどの重たい素材を使いながらも、薄いレースやオーガンジーなどの軽い透け感のある素材のパンツをコートやスカートの下から覗かせて、センシュアルに仕上げている。

 そこにパンダをモチーフにしたファーバッグや虎の顔が大きく描かれたクラッチバッグ、扇子をかたどったポシェットなど、アイキャッチなアクセサリーでコーディネートにひねりを加える。色や素材で作るセクシーと遊び心溢れるカワイイ要素で、オリエンタルで魅惑的なファンタジーを演出した。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

ジョナサン・アンダーソンの「ディオール」とマチュー・ブレイジーによる「シャネル」の最新クチュールに迫る

2月9日発売の「WWDJAPAN」は、2026年春夏オートクチュール・コレクションの特集です。オートクチュールでも、やっぱり注目はこの2人。「ディオール(DIOR)」のジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)と「シャネル(CHANEL)」のマチュー・ブレイジー(Matthieu Blazy)のクチュールデビューを詳しくリポートしています。美しき洋服とメモリアルな会場演出に込め…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。