ファッション

「ボッテガ・ヴェネタ」2015年春夏ミラノ ダンサーのしなやかな動きが服になったら?

 クリエイティブ・ディレクターのトーマス・マイヤーがどの色を選ぶのかは、ミラノ・コレクションのトレンドを占うひとつのポイント。今シーズンの「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」で印象に残った色は、会場のセットにも使われた石膏色。ファーストルックのレオタードとメランジュのニットに見られるグレイッシュな白が、多用されたブルーと併せてダンスをテーマにしたコレクション全体に清涼感を与えた。

 インスピレーションは「ダンサーの動き」。「リハーサルに向かうダンサーをイメージし、姿勢の美しい女性が腕を優雅に動かす様子や歩く姿を想像した」とマイヤー。アスレチックとしてのスポーツではなく、スポーツから受ける躍動感やヘルシーな感覚をラグジュアリーな服で表現している。シンプルなTシャツスタイルに加え、生地が流れるような左右非対称のフォルムを提案している。

 大きなノットを首元に作ったシルクサテンのカットソーや、前身頃にシャーリングをたっぷりと寄せた卵色のドレスなどがその一例。練習後にサッと羽織るイメージからか、ジャケットやコートの多くはボタンを留めないラップ型だ。カナリアンイエローのマキシ丈コートは着物を着流すように羽織り、裾をなびかせて歩く。足元はレザーのスニーカーか、レザーの細い紐を編み込んだバレエシューズで軽快だ。

 デニム素材とギンガムチェック柄のワンピースもキーアイテム。ダブルフェイスのデニムの表面と裏面をパッチワークし、さらに端を切りっぱなしにしたドレスは黒のスパンコール刺繍を施し、黒白の小さなギンガムチェックのドレスは上にチュールを叩き付けることで服に陰影を与えている。

BOTTEGA VENETA x コレクションの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“非効率“が人を呼ぶ 次世代SCの新常識 10年ぶりの「SC特集 2026」

「WWDJAPAN」8月3&10日合併号は、10年ぶりのショッピングセンター(SC)特集です。2025年のSC総売上高は33兆1238億円と統計開始以来最高を記録した一方、新規開業は建築コスト高騰の影響で18SCにとどまり、こちらは統計開始以来の最少。淘汰と大型化が同時に進む中で、「選ばれる館」と「消える館」を分ける基準はどこにあるのか。特集のキーワードは「セレンディピティ・インフラ」。ネットやA…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。