ファッション

宝島社とイトーヨーカドーのタッグは、「手を止めるページ」のように「足を止める売り場」を作る

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 宝島社は今秋、イトーヨーカドーと組んで新プロジェクト「アンドスタンダード(&STANDARD)」をスタートした。宝島社は商品開発から雑誌でのタイアップ、店舗での空間作りからポップ、チラシの制作に至るまでに参画。今後も2カ月に1度のペースを目指し、洋服から雑貨、日用品まで提案する。(この記事は「WWDJAPAN」2022年11月28日号からの抜粋です)

奥家慎二(右)/宝島社「モノマックス」編集長

PROFILE:(おくいえ・しんじ)福岡県出身。2010年に宝島社入社。以後、「モノマックス」編集部に所属し20年9月から編集長を務める。腕時計、自動車、バイクを中心に、ファッション、アウトドア用品、家電、文房具などの幅広いジャンルを担当。数多くのヒット付録も手掛けた。左はイトーヨーカドーの神戸智子ライフスタイル事業部シニアMD

 イトーヨーカドーの神戸智子ライフスタイル事業部シニアMDは、「『GMS(ゼネラル・マーチャンダイズ・ストア)のお客さまには、食品フロアは頻ぱんに訪れるのに上層階の衣料品フロアには行かない人も多い。F2、M2(35〜49歳の男女)世代のニューファミリーをどう取り込むか悩んできた。まずはエスカレーターで上層階に上がってきてほしい。異業種とたくさん話し、そのきっかけを探っていた」と話す。数ある雑誌社の中で宝島社を選んだのは、「(付録やムック本の制作など)お客さま視点のマーケティング能力が高いと考えた」から。宝島社も「生活に“ど密着”したマス向けの洋服は決して近い存在ではなかったが、付録やマルチメディアのムック本以上の、アイデアやデータを使ったビジネスにチャレンジしてみたかった」(奥家慎二「モノマックス」編集長)とタッグを組んだ。奥家編集長は、「機能性素材を使うなら『モノマックス(MonoMax)』、ガーリーなテイストなら『スウィート(sweet)』、生活に根ざした商品だったら『リンネル(liniere)』など、雑誌ごとの強みを生かし、いろんなことに取り組みたい」という。

 神戸シニアMDは共同開発する商品について、「メディアとのコラボレーション企画は、他にもいろいろ存在する。それだけでは、(食品フロアのみを利用するお客さまには)気づかれないかもしれない。そこで悩みを解決しながら、ターゲット世代にアプローチできたら」と話す。

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