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リーバイス、次期CEOとなる新たな社長を任命 チップ・バーグCEOは1年半以内に退任へ

 リーバイ・ストラウス(LEVI STRAUSS以下、リーバイス)は11月8日、社長として米小売大手コールズ(KOHL'S)のミシェル・ガス(Michelle Gass)最高経営責任者(CEO)を任命した。2023年1月2日に就任し、1年半以内にチップ・バーグ(Chip Bergh)CEOの後任に就く予定だという。

 バーグCEOは、「私のリーバイスにおける大きな功績の一つは、会社を次の段階へと引き上げてくれる後継者にバトンをしっかり渡したことだ。ミシェルがその後継者であること、また密接に連携できる引き継ぎ期間があることをうれしく思う。彼女とは10年来の知り合いだが、謙虚で親しみやすく、率直で、価値観やパーパスに則って行動するというリーダーに求められる資質を備えている。小売業界で25年以上の経験を持ち、ブランドや才能を育てる手腕に長け、“大きなアイデア”でプロダクトやビジネスモデルに変革をもたらすことができるミシェルによって、当社の将来はさらに盤石になるものと確信している」と語った。同氏はまた、「リーバイスでの仕事を心から愛しているが、私は先日65歳になったし、もう11年にわたってCEOを務めている」と述べ、トップ交代の時期であることを示した。

 ガス新社長は、「アイコニックなブランドであるリーバイスの一員となることにワクワクしている。チップおよび才能あふれるチームと共に働くことを楽しみにしており、素晴らしいポテンシャルを持つリーバイスをさらに成長させることに尽力したい」と述べた。

 ガス新社長は、スターバックス(STARBUCKS)で17年にわたってさまざまな要職を務めた後、13年にチーフ・カスタマー・オフィサーとしてコールズに入社。15年にチーフ・マーチャンダイジング&カスタマー・オフィサーに、18年にCEOに就任した。アスレジャーのトレンドを早期にとらえた感度の高さや、21年にLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)傘下の化粧品小売店セフォラ(SEPHORA)との提携を実現した経営手腕を評価する専門家も多い。しかし、コールズはここ数年、業績や株価の低迷が続いており、株主価値の向上を求めるアクティビスト投資家から経営陣の刷新や事業戦略の変更を要求されていた。なお、同氏は12月2日付でコールズを離れ、トム・キングスベリー(Tom Kingsbury)取締役が暫定的にCEOを務める。

 今回の人事では、リーバイスを成功裏に導いてきたバーグCEOが近い将来に退任することが明らかになったため、同社の株価は8日、前日終値比で3.1%安の14.86ドル(約2199円)となった。一方、コールズの株価は同7.3%高の28.82ドル(約4265円)をつけた。

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