ビジネス

23歳の写真家・青木柊野が個展開催 AIなどを用いた実験的な60点

 写真家の青木柊野は、東京・代官山のギャラリー、レイド・バグ(LAID BUG)で個展“cejitos (M1135)”を10月14〜23日に開催する。

 同展では、約60点の写真作品を展示する。青木は抽象写真を得意としており、古いパソコンのストレージ容量に負荷をかけて生じたバグをキャプチャした「luminous body’s」、撮りためた写真からAIを用いて図像を生成した「autonomy」 など、近年挑戦してきたさまざまな表現が見られる。さらに、什器を用いたインスタレーションも写真と合わせて鑑賞できる。展示名の“cejitos”は青木がキーボードで偶然タイピングした文字列で、特に意味はないという。

 青木は1998年生まれ、秋田出身。19歳で音楽と映画の祭典「ムージック・ラボ(MOOSIC LAB)」のメインビジュアルや、雑誌「プロディズム(PRODISM)」で「アンダーカバー(UNDERCOVER)」特集を撮影して注目を集めた。その後も作品を精力的に発表し、現在は主にファッションやコマーシャルの分野で活動している。アナログな撮影からAI、テクノロジー技術を用いるなど表現の幅を広げながら、偶然の中に美しさを見出す、独自の美学を磨き続けている。

■cejitos (M1135)
会期:10月14〜23日
場所:レイド・バグ
住所:東京都渋谷区代官山町2-3 BF
時間:13:00〜20:00

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

Is AI GOOD?AIがもたらす「ゲームチェンジ」

「WWDJAPAN」12月1日号は、ファッション&ビューティ業界でいよいよ本格化する“AIゲームチェンジ“を総力特集しました。11月19日のグーグル「ジェミニ3.0」発表を契機に、生成AIは「便利なツール」から「産業の前提インフラ」へ変貌しつつあります。ファッション&ビューティ業界で浸透する生成AI及びAIの活用法とゲームチェンジに向けた取り組みを紹介しています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。